日向坂46・齊藤京子×お笑い芸人・ヒコロヒーという異色MC2人によるテレビ朝日系トークバラエティー『キョコロヒー』（毎週月曜　後11：45　※一部地域を除く）。番組では、今年9月から“楽曲プロジェクト”を立ち上げ、企画を進めてきたが、完成した楽曲を『ミュージックステーション SUPER LIVE 2023』（22日　後6：30）で初披露することが決定した。いきなり幕張メッセの大舞台に立ち、生放送で歌唱する。

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　“キョコロヒー楽曲プロジェクト”は今年9月、上司に「上半期は生キョコロヒーのイベントがあったけど、下半期は何かやらないの？」といわれたスタッフが「バカのフリをして秋元康さんに曲を頼んでみようか…」と思い立ったところからスタート。そんな無茶なオファーを秋元氏にぶつけてみると、まさかの快諾。

　10月には秋元氏×齊藤京子×ヒコロヒーによる緊急リモート会議を行い、「バラエティー番組発の楽曲を出すことにずっと憧れていた」という齊藤が、「おじいさんでも口ずさめるような曲を…！」「ヒコロヒーさんでもできる簡単な振り付けがいい」などと秋元氏に熱く要望を伝えた。この会議では、秋元氏からライフスタイルブランド・HUMAN　MADEを手がけ、KENZOのアーティスティック・ディレクターも務めるNIGO氏に衣装を依頼していることも伝えられ、名前を聞いたヒコロヒーは思わず絶句。「…これはスゴイ！」と興奮していた。

　11月27日の放送では秋元氏が書いた歌詞が一部公開され、2人は「めっちゃ『キョコロヒー』だなと思いました。感動しました！」（齊藤）、「曲自体、わしらのことを考えて書いてくれてる」（ヒコロヒー）と感銘を受けていた。

　さらに振付は、『キョコロヒー』でもおなじみ、日向坂46、櫻坂46、A.B.C-Z、矢沢永吉、SEKAI NO OWARIなど、さまざまなアーティストとコラボしてきた世界的ダンサー・TAKAHIRO氏が担当することも決定している。

　楽曲の詳細について齊藤は「『キョコロヒー』らしさが詰まっていました！」と語り、ヒコロヒーは「頑張りたいところを頑張ればいいんじゃない？みんなが良いって言っているものを良いって言わなくてもいいんじゃない？という歌かな」とコメントしていた。

　そんな楽曲の初披露が『ミュージックステーション SUPER LIVE 2023』となることは、『キョコロヒー』収録時にサプライズ発表で知らされた。収録現場に突然流れた『Mステ』のPR風動画。その日のゲスト、佐々木久美＆佐々木美玲も所属する日向坂46がスーパーライブに出演することを告知するVTRだと思い込んでいた出演アーティストのラインナップに突然“キョコロヒー”の名前が。「『ミュージックステーション SUPER LIVE 2023』出演決定しました」と報告された2人は、ビックリしすぎてキョトン。「スタッフさんが遊びで作ったコラ（映像）ですか？」と疑っていたが、事実だと分かると「やばっ！」「聞いてない！」とびっくり。歌番組初歌唱となるヒコロヒーは頭を抱えていた。

　このサプライズ報告の様子は18日放送の『キョコロヒー』で紹介される。

■齊藤京子（日向坂46）コメント
―――発表の瞬間は？
「キョコロヒー」で初めての歌番組が『ミュージックステーション SUPER LIVE』で夢がかなったという気持ちです。

―――楽曲はどんな仕上がりになりましたか。
歌詞が届くという経験はこれまで何回もあるはずなのに感じたことのない気持ちになりました。「キョコロヒー」のために書いてくださったんだなという歌詞で、「キョコロヒー」らしさが詰まっていました。

―――作詞に秋元康さん、振り付けにTAKAHIRO先生、衣装・ロゴデザインにNIGOさんという豪華なスタッフがそろいました。
こんなことになるとは思わなかったです。軽く始まったのに超豪華になっていて、頑張らなきゃなと身が引き締まる思いです。

■ヒコロヒー　コメント
―――発表の瞬間は？
スタッフが調子乗ってコラ映像作ったのかと思いました。たくさんのアーティストさんが出演される中、わしらみたいなもんが忍びないなと思いつつ、こういう形でいろんな人に知っていただく機会は貴重だと思うのでなんとか頑張りたいという気持ちです。

―――出演者ラインナップを見ていかがですか。
豪華アーティストの皆さまの名前の中に、キョコロヒーの名前がポツンとあるのは、浮いてるし、若干スベってるなーと（笑）。

―――楽曲はどんな仕上がりになりましたか。
頑張りたいところを頑張ればいいんじゃない？みんなが良いって言っているものを良いって言わなくてもいいんじゃない？という歌かなと思います。

―――作詞に秋元康さん、振り付けにTAKAHIRO先生、衣装・ロゴデザインにNIGOさんという豪華なスタッフがそろいました。
個人の目標としては細く長く好きな人に愛される番組に『キョコロヒー』をしていきたいと思っていたところに、名だたる皆さんと曲を作ってミュージックステーションで歌う機会がもらえたので、この番組を知らない人にも知ってもらうきっかけになればいいなと思います。