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ヤマハ音楽教室、70周年で大幅リニューアル ロゴ&コース体系一新 2030年までに生徒数40万人目指す

 ヤマハ音楽振興会が14日、都内で『ヤマハ音楽教室リニューアル発表会』を開催。設立70年の節目を迎える2024年より、教室ロゴを一新し、新たなコース体系を導入することを発表した。

ヤマハ音楽教室、70周年で大幅リニューアル (C)ORICON NewS inc.

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 ヤマハ音楽教室は、1954年4月に前身となる音楽教室が初めて開設され、来年で70周年の節目を迎える。創設から現在まで、1〜3歳の親子向けの『ぷっぷるくらぶ』、小学生向けの『ジュニアスクール』、中高生・大人向けの『ヤマハミュージックレッスン』など、乳幼児からシニアまで幅広い年代に向けたプログラムやコースを展開し、現在では国内2300校、講師数は9500人、生徒数は約30万人にのぼる。また、国外でも40以上の国と地域で16万人以上の生徒を抱えている。

 今回の発表会では、昨今の出生数の減少や習いごとの多様化、共働き世帯の増加、個を尊重する潮流といった環境の変化やニーズの多様化に伴い、時代に即した音楽教育事業へと変革すると宣言。新たなコース体系の導入と、新ロゴを初披露した。

 新ロゴマークには、水色の“ドレミの芽”が描かれ、「音楽で心を育てること」を表現。「わたしが弾む場所。」というキャッチコピーとともに、ヤマハの音楽レッスンの価値をグローバルに訴求していく。

ヤマハ音楽教室、70周年で大幅リニューアル (C)ORICON NewS inc.

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 コース体系は年齢や志向に応じた従来の各コースは一新され、「YAMAHA MUSIC SCHOOL」に統一。2030年までに生徒数40万人を目指すとした。

 同教室の中核をなす4〜5歳児対象の「幼児科」および3歳児対象の「おんがくなかよしコース」が、新コース「ぷらいまりー」に刷新。グループレッスンによって「きく・うたう・ひく・よむ」をバランスよく経験しながら、新たに個人レッスンも用意される。

 幼児〜高校生を対象とする総合音楽教育の各コースは。「ぷらいまりー」と同様に、グループレッスンと個人レッスンの併用型形態にリニューアル。来年5月からは小学生から音楽を始めたい子どもを対象とした入会コース「プレジュニア」を導入、2025年以降は小学生から大人・シニアまでを対象とした各種楽器、歌のコースの刷新も行われる。

ヤマハ音楽振興会理事長・中田卓也氏 (C)ORICON NewS inc.

ヤマハ音楽振興会理事長・中田卓也氏 (C)ORICON NewS inc.

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 また、音楽教室がない地域を中心に2022年からトライアルが開始されていた、講師の自宅をレッスン会場とする取り組みも来春から本格展開。さらに、昨年スタートした幼稚園・保育園向け正課音楽プログラム「おと♪はぐ」の拡大や、三重大学と三重・御浜町&紀宝町と実施している音楽体操プログラム「まちかどエクササイズ」も充実させていくとした。

 このほか、ヤマハ音楽教室の70周年を記念した記念点やミニライブも実施される。あす15日から26日までは、東京・ヤマハ銀座店で同教室の歴史を振り返る展示が行われ、元HKT48の森保まどかや、ピアニストのまなまること永藤まなによるミニライブも開催。来年5月には、東京・銀座のヤマハホールで記念コンサートも予定されている。

ヤマハ音楽振興会理事長・中田卓也氏 (C)ORICON NewS inc.

ヤマハ音楽振興会理事長・中田卓也氏 (C)ORICON NewS inc.

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 発表会には、同教室の卒業生でタレントの菊地亜美が登場し、新コースについてママ目線でトークを行った。

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  • ヤマハ音楽教室、70周年で大幅リニューアル (C)ORICON NewS inc.
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