国内の楽器メーカー、輸入ブランド代理店、音楽関連出版社、音楽専門学校など、26社40以上のブランドが集結する体験型イベント『東京楽器博2023(TOKYO GAKKI EXPO 2023)』が11日、東京・科学技術館で開幕した。 あす12日まで行われる同イベントは、「見て、聴いて、弾いて、叩いて、東京楽器博で最高の楽器体験を!」をキャッチフレーズとし、今年が記念すべき初開催となった。各ブランドの展示のほか、著名アーティストのライブ、トークショー、セミナー、ワークショップはもちろん、楽器や関連アクセサリー類、オリジナルグッズの展示販売も行われる。 会場は3つの主要エリアで構成。入場すると、シンセサイザーやステージキーボード、DJ、音楽制作用ツールなどを集めたゾーンが広がっており、RolandやKORGなどの代表機種や最新機種がズラリと並び、参考出品モデルなどの試奏も可能となっていた。 同エリアでは、ヴァン・ヘイレンやエアロスミスなどのアルバムジャケットを手がけたことで知られるフォトグラファー、ウイリアム・ヘイムス氏の写真展や、ロックバンド・LOVEBITESのfami(Ba)によるトーク&デモ演奏なども開催された。 入場口を背に右手側へ進むと、ギターやベース、アンプ、エフェクターのエリア。アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』で注目を集めたYamahaのPacificaや、来春発売予定だという新作をお披露目したAria Pro II、精緻な彫金が目を惹くZEMAITISのMETAL FRINTシリーズなど、多彩なラインナップが来場者たちを待ち構える。 さらに、MarshallやVOX、ampegといった王道ブランド、数々の名機アンプをモジュール化するSYNERGY AMPSなどの気鋭ブランドなどのアンプに加え、コンパクトペダルやマルチといったエフェクター群、シールドや弦といったアクセサリー類なども会場を盛り上げた。 会場の最奥には広々としたドラムの展示・試奏エリアが用意された。Yamaha、Pearl、dwなどが一堂に会してブースを構えていることで、普段はなかなか行えない大型ドラムセットの叩き比べを楽しめる。 Pearlのブースでは、人気キャラクター「すみっコぐらし」がデザインされたキッズサイズのドラムセットとドラムスティックも用意。楽しそうに音を鳴らす子どもたちの姿が目立った。全エリアの共通項は、“体感”に注力していること。展示されたモデルのほとんどが試奏可能であり、先述のキャッチコピーの通り「見て、聴いて、弾いて、叩いて」楽しめるイベントとなった。

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  • 『東京楽器博2023』の模様 (C)ORICON NewS inc.
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