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湯原昌幸・菅原進・夏木ゆたか・せんだみつお…合計年齢301歳の4人が語る“昭和”の魅力「自由、エネルギーがあった」

 湯原昌幸・ビリーバンバンの菅原進夏木ゆたか、総合司会にせんだみつおを迎えたライブ『昭和歌謡音楽時代』が3日、東京・新宿ケントスで開催。ライブ前に行われた囲み取材では、合計年齢301歳の4人がパワフルに“昭和”の魅力を語っていった。

ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席した(左から)せんだみつお、菅原進、湯原昌幸、夏木ゆたか (C)ORICON NewS inc.

ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席した(左から)せんだみつお、菅原進、湯原昌幸、夏木ゆたか (C)ORICON NewS inc.

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 4人が同じステージに上がるのは、今回が初めて。1970年代の大人気番組「せんみつ・湯原ドット30 」ではともにMCを務め、せんだみつおへ「高原の二人」を作曲提供した湯原、せんだが以前所属し活動していたビリーバンバンのメンバー・菅原、そして歌手デビューから司会者・バラエティーに転向した夏木が顔をそろえる。

 そんな4人には意外な共通点があった。デビューまもなくの若かりし頃、4人とも、銀座三越のイベント会場で腕を競わせていたのだった。共通点を多く持ち、同じ時代を駆け抜けた戦友ともいえる4人が集結し、なつかしい昭和の世界にタイムスリップ。

 当日は、青春歌謡を夏木、フォークソングを菅原、グループサウンズを湯原が、それぞれのジャンルの当時の曲をたっぷりと歌っていく。

 囲み取材で、せんだが「昭和は自由があったし、エネルギーがあった。あの頃はきょうよりあした、あしたよりあさってが明るい日になるんじゃないかっていう日々だった」となつかしみ、菅原も「僕たちの時代は、モノがなかったから、作っていくということで、あしたに向かおうとしていました。今は選択ですから、モノが多すぎて、楽だけど楽しくない。僕たちの時代は、これから生きるというエネルギーを感じました。曲も、あの頃は湧き出るように出てきました」とかみしめるように語った。

 これを受けて、湯原が「僕たちの昭和は貧しかったけど、心は豊かだった」と話し、夏木も「昭和歌謡、間違いなく自分たちが生きてきたままです。当たり前のように音楽を聞いてきました」と言葉に力を込めていた。

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  • ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席した(左から)せんだみつお、菅原進、湯原昌幸、夏木ゆたか (C)ORICON NewS inc.
  • ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席したせんだみつお (C)ORICON NewS inc.
  • ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席した菅原進 (C)ORICON NewS inc.
  • ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席した湯原昌幸 (C)ORICON NewS inc.
  • ライブ『昭和歌謡音楽時代』取材会に出席した夏木ゆたか (C)ORICON NewS inc.

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