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泉谷しげる、ビッグモーターに「出鼻をくじかれた」

 シンガー・ソングライターで俳優の泉谷しげる(75)が12日、東京・葛飾区の障害福祉サービス事業所で行われたサマーフェスタに特別出演し、ライブ前に今夏の話題をネタに吠えた。

障害福祉サービス事業所のサマーフェスタに出演した泉谷しげる

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 同園は、生活介護事業と就労継続支援の2つをあわせ持つ多機能型の社会福祉支援施設。園芸や紙すき、染色などの創作活動、自主生産などの作業活動を行っている。音楽療法やエアロビクスなどを取り入れ、外部からの講師を招いて1人ひとりの状況に合わせたカリキュラムを組むなど「健康の維持や管理を含めた生活全般の支援を行っている」という。

 そうした中、泉谷は「俺の歌が音楽療法になるかどうかは分からないが、きょうは刺激療法にもなるかもしれない」とアピール。日本大学アメリカンフットボール部の薬物問題に触れ「(林真理子理事長も)大学をかばいたい気持ちは分からないでもないが、そもそもがかばい方のセンスが悪いんだよ」と指摘し、「理事長になって大学の改革をしたいとか何とか言っていたけど、俺から言わせたら変えようなんて気はないだろうし、そもそも変えることなんてできない」とズバリ。

 その上で「自分の大学を守りたいとか、かばいたい気持ちは分かるが、可哀想なのは在学生だよ。だって今回のことが就職にも響きかねないかもしれないだろ。そりゃ理事長とか、学長、副学長なんてのは適当なことを言って、自分の立場さえ守ってればいいかもしれないけど、真面目に頑張っている学生にとっては迷惑な話だよ」と語った。

 トークは、ビッグモーター問題にも及び「会場の近くに来たら、ビッグモーターがあったので、これはと思ったら、ちゃんと街路樹は整備されていたし、除草剤を散布したような形跡もなかった。正直言って出鼻をくじかれた感じだった」と苦笑い。

 そして「暑い日が続いたかと思ったら、今度は台風だっていうし…。まさに地球沸騰化だね。だけど、暑いとか寒いとか、四季がなくなるとか、そんなのは地球の周期もあるだろうし、人間の力でどうなることでもない。だいたい、福井に恐竜がいたって言うけど、恐竜っていうのは暑くないと生きていけない生き物だからね。よほど恐竜には暑くて、草木や水も豊富な、いい環境だったってことだよ」とボヤキ節。ライブでは代表曲の「春夏秋冬」など4曲を歌い上げた。

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