社会全体のエコ意識の高まりとともに、近年、多くの企業では、プラスチックを使わないエコ素材の開発が加速している。そんな中、今年5月にソニー・ミュージックソリューションズが、環境配慮型の音楽・映像パッケージ用ディスクトレイを開発したことを発表した。誰もが手にしたことがあるであろう、CDやDVD、Blu-ray、Ultra HD Blu-rayといった光ディスクを収納するプラスチック製ケース。そのディスクトレイ部分から、プラスチックがほぼ削減された。「エンターテインメント×SDGs」アーティストたちのサステナブルな行動に寄与するうえでも、大きな意味のある取組みと言えるだろう。■異例のスピードでリリース 営業と製造物流2つのチームで開発を推進

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  • ソニー・ミュージックソリューションズ開発 環境配慮型の音楽・映像パッケージ用ディスクトレイ
  • 左から 鈴木宏枝氏(営業グループ営業本部PM営業部次長)、藤田真一氏(製造物流グループ製造物流本部本部長)、大川直樹氏(製造物流グループ製造物流本部技術部技術1課)
  • 今年3月開催のソニー・ミュージックソリューションズのビジネスイベント『EMBARK』ブースでお披露目
  • 紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を使用したソニーのワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM4」
  • ディスクをトレイに固定する“クランプ”は51%がパルプ素材、49%がプラスチック素材を使用
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