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ヤマハ、“カジュアル管楽器”で『特許庁長官賞』受賞 4年ぶり6度目の快挙

 ヤマハのカジュアル管楽器・Venova(ヴェノーヴァ)が30日、発明協会主催の『令和5年度全国発明表彰』で、第一表彰区分の特別賞「特許庁長官賞」を受賞した。ヤマハが特別賞を受賞するのは、4年ぶり6度目。6月12日に表彰式が行われる。

「特許庁長官賞」を受賞したヤマハ「Venova」(ヴェノーヴァ)

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 Venovaは、管楽器の本格的な演奏感や表現力をより気軽に、より身近に楽めるまったく新しいタイプのアコースティック管楽器として、2017年に発売された。円筒管を分岐させた「分岐管構造」と、蛇行形状による独自デザインを採用し、コンパクトなボディーサイズながらサクソフォンのような音色を奏でられる上、管体が蛇行していることによってリコーダーに似たやさしい指遣いも実現。管楽器初心者でも演奏しやすい構造になっている。

 ABS樹脂製のため、軽量ながらも耐久性に優れ、水洗いも可能。これらのデザインと機能、さらには管楽器ならではの本格的な吹き心地が評価され、楽器として初となる『グッドデザイン大賞』(2017年度)も受賞していた。

 今回の「特許庁長官賞」は、同機が持つ「分岐管と蛇行形状による新しい管楽器の意匠」に対して贈られた。さらに同社は、受賞発明の実施などに関して「発明実施功績賞」も同時受賞した。

蛇行した分岐管構造を持つヤマハ「Venova」(ヴェノーヴァ)

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