音楽著作権管理事業を展開する「NexTone」が28日、著作権使用料分配額上位３作品の著作者および音楽出版社を顕彰する『NexTone Award 2023』受賞作品・アーティストを発表した。分配額1位のGold Medalには、Adoの「うっせぇわ」が輝いた。

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　2017年に創設され、7回目を迎えた『NexTone Award』は、前年の１月〜12月までの期間において、同社が管理する著作物の著作権使用料分配額上位３作品の著作者および音楽出版社を顕彰するもの。

　Gold Medalを受賞した「うっせぇわ」の著作者で、作詞作曲を手がけたsyudou氏は「この度NexTone Award 2023を受賞させて頂き大変光栄に思っております。歴代の受賞者のお名前を拝見して背筋が伸びる思いです」とコメント。

　「うっせぇわ」のヒットについては「Adoさんをはじめとした関係者の皆様の努力があったからこそ、これほどのヒットになったと思います。そこに少しでもお力添えできたのかと思うと大変喜ばしい限りです」と喜び、「まだまだミュージシャンとしては未熟な自分ではありますが、この賞に恥じることなきよう、今後より一層精進して参ります」と決意を新たにしていた。

　Silver Medalは同じくAdoの「踊」（作詞：DECO*27、作曲：Giga、TeddyLoid）、Bronze MedalはChinozoの「グッバイ宣言」（作詞・作曲：Chinozo）が受賞。年間を通じて音楽業界内外において大きな話題を創出したプロジェクトやアーティストを顕彰する特別賞は、Vaundyに贈られた。

■『NexTone Award 2023』
Gold Medal　「うっせぇわ」（syudou／syudou／ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング）
Silver Medal　「踊」（DECO*27／Giga、TeddyLoid／NHK出版）
Bronze Medal　「グッバイ宣言」（Chinozo／Chinozo／リトルスター・コピーライトマネージメント）
※カッコ内は左から作詞者／作曲者／音楽出版社

■『NexTone Award』歴代Gold Medal受賞作品
2017年　「渚」（スピッツ）
2018年　「前前前世」（RADWIMPS）
2019年　「In Two」（安室奈美恵）
2020年　「奏（かなで）」（スキマスイッチ）
2021年　「マリーゴールド」（あいみょん）
2022年　「香水」（瑛人）