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小池都知事、日比谷野音100周年に思い馳せ 40年ぶりの改築に意気込み「これからの100年にふさわしい音楽の殿堂へ」

 東京都知事の小池百合子氏が15日、東京・日比谷公園大音楽堂にて行われた、『祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー』に参加し、同所の歴史や今後の展望について語った。

『祝・日比谷野音100周年オープニングセレモニー』に参加した小池百合子都知事(C)共同通信社

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 この日はあいにくの雨模様ということで、小池氏ははじめに「寒くない?大丈夫?」と観客に語りかけながら、「それでも音楽を楽しもうというみなさん、お集まりいただきありがとうございます」と感謝した。

 続けて、同音楽堂について「日比谷野音は、都内でも珍しい、屋外の大規模な音楽堂。日比谷の豊かな緑に囲まれ、自由で開放的な空間になっています」と紹介。「この野音、実はもう3代目なんです」と大正12年7月の誕生から現在までに3度の改修が行われていることにも触れつつ、関東大震災や第二次世界大戦などを乗り越えてきた歴史に思いを馳せる。

 そして「こうした歴史を継承しながら、野音はこれからの100年にふさわしい音楽の殿堂へとリニューアルを予定しています」とし、老朽化を理由とした2024年度以降の改築予定について言及。「都民のみなさんとアーティストのみなさんから愛される、文化の発信拠点としていきたい。民間の知恵も採り入れながら、新たな歴史を作っていきたい」と意気込んだ。

 日比谷野音では、今年4月から11月にかけて、開業100周年を記念した『日比谷野音100周年記念事業』が展開。亀田誠治が委員長を務める日比谷野音100周年記念事業実行委員会は、「ライブイベント事業」「アーカイブ事業」「PR事業」を柱として、さまざまな音楽イベントや展示を開催する。

 また、最後の改築から約40年が経過し、老朽化が進んだことを理由として、2024年度以降に建て替えられることも決定している。

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  1. 1. 小池都知事、日比谷野音100周年に思い馳せ 40年ぶりの改築に意気込み「これからの100年にふさわしい音楽の殿堂へ」
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