ame(Vo)、sobue(VJ)、Hanako(Visual)による3人組マルチクリエイティブユニット・tonari no Hanakoが24日、都内にてメジャーデビューを記念したシークレットライブ『春めく花葬』を開催した。
同ユニットは、ame(Vo)とsobue(VJ)による音楽と映像を融合させるクリエイティブユニットであり、2022年からはHanako(Visual)を迎えた3人組となった。ameとsobueは顔出しをせず、ミュージックビデオなどには“ビジュアル”担当であるHanakoが登場。このHanakoも、ユニットにおいてはパブリックシンボルとしての立ち位置となり、昨年9月のメジャーデビューからの「第1期」をモデルのアイビー愛美が務め、現在「第2期」のHanakoを公募している。
ameはこの日、ベール付きのヘッドドレスを身に着け、ギター、ベース、ドラム、キーボードというバンド編成を率いて登場。宝石のように輝く心臓に有刺鉄線が絡みつくという、sobueの手がけた映像を背に、ジャズテイストの心地よいスウィング感をたたえた「最終解」でライブをスタートさせた。
自ら掲げた“音楽×映像”という創作コンセプトを示すように、「割れ物」では叙情的に歌詞を投影し、「むねのかたち」ではゆらめく水面や光の粒が舞うなど、sobueの映像によって楽曲の世界観が次々に可視化されていく。
さらに、エレキとアコギを曲ごとに使い分けつつ、ワウや空間系エフェクトなどでも彩りを付加していく佐藤数馬のギターや、ウォーキングやスラップ、シンセベースも効果的に採り入れながら独自のグルーヴを生み出すヤノアツシのベース、小口径のグレッチ製セットを起用し、楽曲に寄り添った変幻自在なビートを叩き出す河村亮のドラム、ときに流麗なメロディー弾きからリリースカット気味のリフ的なアプローチまで、多彩な表現を見せた成田祐一のピアノなど、バンド隊の演奏もameの歌声と曲のカラーをしっかりと支えた。
■様々なスタイルで魅了するボーカリスト・ameのプレイアビリティーと表現力
ameは「tonari no Hanakoは、ボーカル・ame、VJ・sobue、そしてVisual・Hanakoの3人で活動しています」と自己紹介。そして「きょうはメジャーデビュー後初ライブということで、はじめましての方が多いと思いますが、たくさんいろんな曲をお届けするので最後まで楽しんでください」と伝えた。
この言葉どおり、ameはブレス量、ニュアンスやアクセントのつけ方、語尾の処理の仕方などで曲ごとに表情を変えていく。その上、Borrego RedカラーのTaylor製T5をかき鳴らしながら「ぜんぶ忘れてしまうって」をパフォーマンスし、「雨の祭り」ではストーリーテリングから楽曲をスタートさせる演出でファンを驚かせ、「髪、切ったら」ではトーキングとラップ風のフロウを組み合わせた歌唱も披露するなど、ボーカルスタイルの多彩さでも魅せた。
中盤のMCでは、「きょうは本当にたくさんの方に足を運んでいただき、うれしく思っています」と喜び、メジャーデビュー後の初ライブらしく「雨、降っていました?ごめんね、私の名前がameだから降ってくれた気がして…(笑)」とファンとのやりとりを楽しむ場面も。
その後「私がこのユニット、音楽を立ち上げたのは数年前なんですけど、そのときは『世の中にいろんな音楽がある中で、自分がドンピシャで聴きたい音楽を自分で作ってしまえ』と思っていて。だから自分で曲を書いて、メンバーも1人ひとり出会っていって、今に至ります」と振り返り、「本当に素敵なメンバーに恵まれた。たぶん私の人生の中で一番人のご縁に恵まれている時期だなと思って活動しています」と、現在の思いを吐露。
自身の性格について「ただの引きこもり。できるだけ柔らかく刺激のない…心臓に優しい生き方をしたい」と笑いつつ、「そう思う反面、『自分がまだ見たことのない世界をみんなで一緒に作ってみたい』という気持ちもすごくある。そんな矛盾した人間なんですけど、音楽を作ってみなさんに出会うことができて、こんな自分もなかなかいいのかなと思えるようになってきました」と感謝した。
続けて「結局、自分を信じることでしか道は開かないような気がしていて。でも、自分を信じるのってすごく難しい。だから、いっぱい練習したり、勉強したり、努力したりしてやっていくしかない。それがみんなと出会うことにつながるんだったら、努力は楽しくてうれしいもの。これからも頑張っていける気がします」とフロアに視線を向けた。
■「ここがスタート地点」――“音楽の劣等生”が努力で切り開いた道と希望
最新作『春めく花葬』から1st EP『切ったら、空』までを網羅しながらライブを進め、本編ラストで再びファンへの感謝を言葉にしたameは、「私たちは昨年9月にメジャーデビューいたしました。そこに至るまで、本当にいろいろなことがあった」とし、1st EP『切ったら、空』リリース時のエピソードを交えつつ、2020年の『CDショップ大賞北陸ブロック賞』の受賞や、シンガーソングライター・河口恭吾とのラジオ共演、歌詞提供への経緯なども振り返った。
さらにameは、河口へ詞を提供した「ヘアゴムとアイライン」のカバー歌唱動画がデビューのキッカケとなったことを明かしつつ、「点の段階だと自分がどの位置に立っていて、どこへ向かっているのかわからないけど、線で結ばれたときに振り返ると、一つひとつが大事な経験で、大事な歩みで、大事な出会いだったんだなとつくづく思います」としみじみ。
「ここがスタート地点です。これからも歩みを止めずに素敵な楽曲を作って届けていきたいと思っています」と決意を伝え、「転機をいただけた曲」としてデビュー曲「ヘアゴムとアイライン」を届け、本編を締めくくった。
アンコールでは、はじめに未発表曲「さよなら未満」を披露し、本ライブのオンデマンド配信が決定したことを発表。ameは「配信されるのは本編だけ。アンコールはみなさんの宝物にしていただけたら」と笑う。しかし、「バンドサークルに入って、自分が音痴だってことに気づいた。一音も音を当てられない、とんでもないところからのスタート」と真剣な眼差しで語りはじめ、音楽を介した数々の出会いに感謝しながら、「人生ってなにがあるかわからない。自分の努力で開ける道もある」と力を込め、最後にバンドメンバーとアイコンタクトも取りながら、渾身の歌唱で「春風」をパフォーマンスした。
本ライブのオンデマンド配信期間は、4月29日12:00から5月5日23:59まで。視聴チケットはイープラスにて5月5日21:00まで販売されている。
■シークレットライブ『春めく花葬』セットリスト
01. 最終解
02. 割れ物
03. むねのかたち
04. 傷を隠して
05. ぜんぶ忘れてしまうって
06. 雨の祭り
07. 青に線香
08. 君のトーストになりたい
09. 春逝きし晴れ
10. 旅立ち
11. short hair
12. 会いたいの、ごめんね
13. 髪、切ったら
14. ヘアゴムとアイライン
En1. さよなら未満
En2. 春風
同ユニットは、ame(Vo)とsobue(VJ)による音楽と映像を融合させるクリエイティブユニットであり、2022年からはHanako(Visual)を迎えた3人組となった。ameとsobueは顔出しをせず、ミュージックビデオなどには“ビジュアル”担当であるHanakoが登場。このHanakoも、ユニットにおいてはパブリックシンボルとしての立ち位置となり、昨年9月のメジャーデビューからの「第1期」をモデルのアイビー愛美が務め、現在「第2期」のHanakoを公募している。
ameはこの日、ベール付きのヘッドドレスを身に着け、ギター、ベース、ドラム、キーボードというバンド編成を率いて登場。宝石のように輝く心臓に有刺鉄線が絡みつくという、sobueの手がけた映像を背に、ジャズテイストの心地よいスウィング感をたたえた「最終解」でライブをスタートさせた。
さらに、エレキとアコギを曲ごとに使い分けつつ、ワウや空間系エフェクトなどでも彩りを付加していく佐藤数馬のギターや、ウォーキングやスラップ、シンセベースも効果的に採り入れながら独自のグルーヴを生み出すヤノアツシのベース、小口径のグレッチ製セットを起用し、楽曲に寄り添った変幻自在なビートを叩き出す河村亮のドラム、ときに流麗なメロディー弾きからリリースカット気味のリフ的なアプローチまで、多彩な表現を見せた成田祐一のピアノなど、バンド隊の演奏もameの歌声と曲のカラーをしっかりと支えた。
■様々なスタイルで魅了するボーカリスト・ameのプレイアビリティーと表現力
ameは「tonari no Hanakoは、ボーカル・ame、VJ・sobue、そしてVisual・Hanakoの3人で活動しています」と自己紹介。そして「きょうはメジャーデビュー後初ライブということで、はじめましての方が多いと思いますが、たくさんいろんな曲をお届けするので最後まで楽しんでください」と伝えた。
この言葉どおり、ameはブレス量、ニュアンスやアクセントのつけ方、語尾の処理の仕方などで曲ごとに表情を変えていく。その上、Borrego RedカラーのTaylor製T5をかき鳴らしながら「ぜんぶ忘れてしまうって」をパフォーマンスし、「雨の祭り」ではストーリーテリングから楽曲をスタートさせる演出でファンを驚かせ、「髪、切ったら」ではトーキングとラップ風のフロウを組み合わせた歌唱も披露するなど、ボーカルスタイルの多彩さでも魅せた。
中盤のMCでは、「きょうは本当にたくさんの方に足を運んでいただき、うれしく思っています」と喜び、メジャーデビュー後の初ライブらしく「雨、降っていました?ごめんね、私の名前がameだから降ってくれた気がして…(笑)」とファンとのやりとりを楽しむ場面も。
その後「私がこのユニット、音楽を立ち上げたのは数年前なんですけど、そのときは『世の中にいろんな音楽がある中で、自分がドンピシャで聴きたい音楽を自分で作ってしまえ』と思っていて。だから自分で曲を書いて、メンバーも1人ひとり出会っていって、今に至ります」と振り返り、「本当に素敵なメンバーに恵まれた。たぶん私の人生の中で一番人のご縁に恵まれている時期だなと思って活動しています」と、現在の思いを吐露。
自身の性格について「ただの引きこもり。できるだけ柔らかく刺激のない…心臓に優しい生き方をしたい」と笑いつつ、「そう思う反面、『自分がまだ見たことのない世界をみんなで一緒に作ってみたい』という気持ちもすごくある。そんな矛盾した人間なんですけど、音楽を作ってみなさんに出会うことができて、こんな自分もなかなかいいのかなと思えるようになってきました」と感謝した。
続けて「結局、自分を信じることでしか道は開かないような気がしていて。でも、自分を信じるのってすごく難しい。だから、いっぱい練習したり、勉強したり、努力したりしてやっていくしかない。それがみんなと出会うことにつながるんだったら、努力は楽しくてうれしいもの。これからも頑張っていける気がします」とフロアに視線を向けた。
■「ここがスタート地点」――“音楽の劣等生”が努力で切り開いた道と希望
最新作『春めく花葬』から1st EP『切ったら、空』までを網羅しながらライブを進め、本編ラストで再びファンへの感謝を言葉にしたameは、「私たちは昨年9月にメジャーデビューいたしました。そこに至るまで、本当にいろいろなことがあった」とし、1st EP『切ったら、空』リリース時のエピソードを交えつつ、2020年の『CDショップ大賞北陸ブロック賞』の受賞や、シンガーソングライター・河口恭吾とのラジオ共演、歌詞提供への経緯なども振り返った。
さらにameは、河口へ詞を提供した「ヘアゴムとアイライン」のカバー歌唱動画がデビューのキッカケとなったことを明かしつつ、「点の段階だと自分がどの位置に立っていて、どこへ向かっているのかわからないけど、線で結ばれたときに振り返ると、一つひとつが大事な経験で、大事な歩みで、大事な出会いだったんだなとつくづく思います」としみじみ。
「ここがスタート地点です。これからも歩みを止めずに素敵な楽曲を作って届けていきたいと思っています」と決意を伝え、「転機をいただけた曲」としてデビュー曲「ヘアゴムとアイライン」を届け、本編を締めくくった。
アンコールでは、はじめに未発表曲「さよなら未満」を披露し、本ライブのオンデマンド配信が決定したことを発表。ameは「配信されるのは本編だけ。アンコールはみなさんの宝物にしていただけたら」と笑う。しかし、「バンドサークルに入って、自分が音痴だってことに気づいた。一音も音を当てられない、とんでもないところからのスタート」と真剣な眼差しで語りはじめ、音楽を介した数々の出会いに感謝しながら、「人生ってなにがあるかわからない。自分の努力で開ける道もある」と力を込め、最後にバンドメンバーとアイコンタクトも取りながら、渾身の歌唱で「春風」をパフォーマンスした。
本ライブのオンデマンド配信期間は、4月29日12:00から5月5日23:59まで。視聴チケットはイープラスにて5月5日21:00まで販売されている。
■シークレットライブ『春めく花葬』セットリスト
01. 最終解
02. 割れ物
03. むねのかたち
04. 傷を隠して
05. ぜんぶ忘れてしまうって
06. 雨の祭り
07. 青に線香
08. 君のトーストになりたい
09. 春逝きし晴れ
10. 旅立ち
11. short hair
12. 会いたいの、ごめんね
13. 髪、切ったら
14. ヘアゴムとアイライン
En1. さよなら未満
En2. 春風
2023/03/26




