Googleと日本音楽著作権協会(JASRAC)が15日、都内でYouTubeの音楽著作権処理に関する記者説明会を開催した。両社は今年2月、YouTube上でのJASRAC管理楽曲の利用について新たな許諾契約を締結し、YouTubeの自動コンテンツ識別システム「Content ID」のJASRACでの本格的な活用開始。透明性のある収益分配実現を目指すと発表していた。 Google合同会社ミュージックコンテンツパートナーシップディレクターの鬼頭武也氏は、「見聴きするコンテンツの中核」として音楽にかかる著作権と著作隣接権に関して触れつつ、「YouTubeでは著作権と著作隣接権、特にレコード会社が持つ原盤権を意識する必要がある」と説明。そうしたライセンス関係については「著作権者とクリエイターの間で直接的にクリアランスすることが前提」としつつ、著作権管理ツールとして利用できる3種のシステムを紹介する。

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  • 「Content ID」の精度をPRした鬼頭武也氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『YouTubeの音楽著作権処理に関する記者説明会』に出席した鬼頭武也氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『YouTubeの音楽著作権処理に関する記者説明会』に出席した宇佐美和男氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『YouTubeの音楽著作権処理に関する記者説明会』に出席した宇佐美和男氏 (C)ORICON NewS inc.
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