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【YouTubeチャート】ano「ちゅ、多様性。」15週目で初の1位 『THE FIRST TAKE』出演効果

 今週(2023. 3/3〜3/9)のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で11.4%増となった。TOP100の初登場作は14作(先週6作)となった。

【YouTube_TOP10】(3/3〜3/9)

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 今週1位(先週19位)となったのは、ano「ちゅ、多様性。」(視聴回数760.3万回)。タレント、俳優、モデルと多様な分野でマルチに活動する“あの”が “ano”名義で歌った、TVアニメ『チェンソーマン』(テレビ東京系)の第7話エンディング(ED)テーマ。中華風のセットを舞台に、SEKAI NO OWARI「Habit」の振付を手がけたパワーパフボーイズ考案のコミカルなダンスが注目を集めている。このほどanoはYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に登場し、相対性理論の元ベースであり、同曲の作詞・作曲(作詞はanoとの共作)を務めた真部脩一と、同じく相対性理論の元ドラム・西浦謙助、そして編曲を手掛けたTAKU INOUEがギターとして参加して、3名によるバンドサウンドでパフォーマンスを行い、MVとはひと味異なる世界観で楽曲を披露。それがきっかけで視聴回数は先週の4倍強となり、15週目にして初の1位獲得となった。

 2位に初登場したのは9人組ガールズグループNiziUの5枚目シングル「Paradise」(同527.3万)。『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の主題歌として使用されているミディアムバラードで、所属事務所の先輩グループであるStray Kidsバンチャンチャンビンハンの3人によるプロデューサーユニット“3RACHA(読み:スリーラチャ)”が作曲とプロデュースを手がけたことも話題だ。聴く人に元気を与える、NiziUらしい優しく明るい楽曲に仕上がっている。

 9位に初登場したのは、SixTONES「ABARERO (YouTube ver.)」(同269.6万回)。4月12日にリリースされる9枚目のシングル「ABARERO」の表題曲で、衝動や本能を解き放つかのようなヒップホップチューンとなっている。6人のパワフルで熱量の高いパフォーマンスは見どころの1つ。ソロダンス動画シリーズの公開も行われており、表現手段が異なる各メンバーの個性的なパフォーマンスも注目の的になっている。

 29位(先週55位)に上昇したのはレミオロメン「3月9日(Music Video Short ver.)」(同141.6万回)。例年卒業シーズンが近くなると、チャートを逆走する人気曲で、今年も視聴回数を伸ばしてTOP30入りした。2004年に発表された本作は、元々はバンドメンバー共通の友人の結婚式を祝うために作られた楽曲であったが、歌詞内容が旅立ちにもふさわしいと多くの人々の共感を集め、今では卒業ソングの定番曲として歌い継がれている。今年も音楽番組で“卒業ソング特集”が組まれたことをきっかけに、順位を大きく上げている。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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