2021年12月のモーニング娘。を卒業した佐藤優樹（さとう・まさき、23）が、3月29日に1stシングル「Ding Dong／ロマンティックなんてガラじゃない」でソロデビューすることが決定した。真っ赤な衣装をまとった新アーティスト写真が解禁となり、あす17日午後8時にはYouTubeで「Ding Dong」のミュージックビデオ（MV）が公開される。

　両A面シングルのうち「Ding Dong」の作詞はヒャダインこと前山田健一、作編曲は徳田光希が担当。70年代後半から80年代のNu Disco（ニューディスコ）・ハイエナジーを現代解釈した。モーニング娘。時代の佐藤優樹を“ジョーカー”的存在として強く意識していた前山田によるセクシャルなワードを、ウィスパー多用しつつ歌唱。前山田は「今までのキャリアで一番攻めた、オトナで妖艶な佐藤優樹を表現していただきました」と説明する。

　一方の「ロマンティックなんてガラじゃない」は、「青春アミーゴ」（修二と彰）など多くのヒット曲を手がけたコンビ、作詞zopp＆作曲Shusuiが中心となって制作。スウェーデンのAnders Dannvikによる編曲が個性的な楽曲となっている。

　佐藤は「私が1人になって初めてのシングル！とても感謝で、めちゃくちゃ心からうれしすぎです!! 私の元に来てくれた曲達！ 今後、共にして手をとりあって行く曲達！ 作家さんの曲への愛が沢山つまっているので、その愛を裏切らないために今後はパフォーマンス力や表現力をもっともっとレベルアップできるよう頑張ります!! 応援よろしくお願いします!!!」とのコメントを寄せた。

　本作は初回生産限定盤A・B（いずれもCD＋BD）、初回生産限定盤SP（CDのみ）、通常盤A・B・C・D（いずれもCDのみ）の7形態。初回限定盤Aの付属BDには「Ding Dong」Dance Editと撮影メイキング、初回限定盤Bには「ロマンティックなんてガラじゃない」Room Ver.と撮影メイキングが収められ、それぞれ発売記念イベント抽選応募券が封入される。

　「まーちゃん」の愛称で親しまれる佐藤は、1999年5月7日生まれ、北海道札幌市出身。2011年9月、「モーニング娘。10期メンバー『元気印』オーディション」に合格し、飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遥とともに加入した。天真爛漫な性格や表現力豊かなパフォーマンスでハロプロきっての人気メンバーとなり、2017年には「まーちゃん推し」を公言する指原莉乃とのコラボレーションユニット「サシニング娘（指原莉乃＆モーニング娘。’17）」で、指原とWセンターを務めたことでも話題となった。2021年12月の日本武道館公演をもってモーニング娘。を卒業した。