ジャニーズ事務所は29日、公式サイトで「ジャニーズグループ主催公演に関するお知らせ」と題するメッセージを掲載。今後の主催コンサートで、「グループ内に感染者が出ましても公演を実施する場合がございます」と告知した。

　新型コロナウイルス感染の第7波により、都内では28日に初めて1日の陽性者が4万人を超えるなど感染拡大が広がっている。ジャニーズ事務所のタレント感染も増加しており、「そのため、皆様が心待ちにしてくださっている公演を中止せざるを得ない状況が続いており、ご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

　本日までに「30公演以上のコンサートを中止いたしました」、また「調整すべき対象公演が増加し、必然的に延期公演を行うための会場の確保が難しくなってまいりました」と現状を報告。

　それを受けて「今後はグループ内に感染者が出ましても公演を実施する場合がございますので、何卒ご了承賜れますと幸甚に存じます」と呼びかけ、「メンバーが全員出演しない公演につきましては、チケットをご購入いただいた時点での条件とは異なりますので、ご希望のお客様には払い戻しを受け付けさせていただきます」と周知した。

　続けて「不安定な情勢により、皆様にもご負担をおかけする場面が多く、誠に恐れ入りますが、できる限り予定通り公演を開催することができますよう努めてまいります」とし、最後は「これからも状況の変化に伴い、対応に変更が出る可能性もございますが、皆様に安心してお楽しみいただけるようにエンターテイメントをお届けしてまいります」と伝えた。