お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が8日、フジテレビ系『2021FNS歌謡祭』第2夜（後6：30〜11：03）に歌手として出演し、デビュー曲「スタンドバイミー」をテレビで初披露した。

　矢部は、吉本興業グループ会社“よしもとミュージック”と“ユニバーサル ミュージック合同会社”による共同音楽レーベル「YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.」の第1弾アーティストとして、ソロ歌手デビュー。大切に思う人と歩いてきたストーリーと未来に向けたメッセージを伝えるミディアムバラード「スタンドバイミー」は、作詞作曲を石崎ひゅーいが手がけた。配信リリースされており、今月22日にCDも発売される。

　レギュラーラジオ『ナインティナインのオールナイトニッポン』が中心となったプロジェクトで、10月末に行われた横浜アリーナでの番組イベントで7000人の前で歌唱していたが、テレビでは今回が初めて。歌手としてのトレードマークであるタートルネックを着用した矢部は、“師匠”と呼ぶ石崎のギター＆コーラスのサポート受けながら、笑い一切なしで見事に歌いきった。

　SNSでは「矢部っちの曲、いいなぁ」「歌が上手くなってて驚き！」「HOWEVERからめっちゃ上達してる！」「優しい歌詞が染みる…」などの声が寄せられた。

　矢部はあす9日の日本テレビ系『スッキリ』に生出演し、「スタンドバイミー」を歌唱する。さらに、同日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』には石崎とMay J.がゲスト出演し、スペシャル企画「みんなで歌おうスタンドバイミー」を放送する。

　なお、相方の岡村隆史は昨年、出川哲朗・田中裕二（爆笑問題）とともに“スモール3”として、松任谷由実と『FNS歌謡祭』にコラボ出演を果たしており、コンビそれぞれで2年連続の出演となった。