ハロー!プロジェクト所属の10人組アイドルグループ・Juice=Juice(ジュースジュース)が24日、横浜アリーナで『Juice=Juice Concert 2021 〜FAMILIA〜 金澤朋子ファイナル』を開催し、本公演をもってオリジナルメンバーで2代目リーダーの金澤朋子(26)がJuice=Juiceおよびハロプロを卒業し、2013年2月から8年9ヶ月の活動に終止符を打った。
7月に新メンバー3人が加入し、10人体制最初で最後の舞台は、自身初の横浜アリーナ。オリジナルメンバーでOGの宮崎由加や宮本佳林、元メンバーで2019年3月に引退した梁川奈々美さん、ハロプロメンバーらが見守るなか、メジャー2ndシングル「イジワルしないで 抱きしめてよ」、12月22日発売の新曲「Future Smile」、メジャーデビュー曲「ロマンスの途中」と新旧3曲で幕を開けた。
“かなとも”の愛称で親しまれる金澤は、ハロプロの現役メンバー最年長。2016年1月、子宮内膜症と診断されたことを公表し、突発的な頭痛、めまいなどの症状があるとして体調を見ながら活動を続けてきた。しかし、今年9月中旬から体調不良が続き、医師から「将来のことを考えて活動から距離を置いて静養し治療に専念すべき」と進言され、グループおよびハロプロからの卒業を決断した。
金澤は「私、金澤朋子にとっては、Juice=Juiceラストステージとなります」とあいさつ。「本当にドッキドキなんですけれども、気合い十分です。みなさん最後までついてきてほしいなと思いますが、熱い声援や温かい応援は、手拍子や拍手に代えてよろしくお願いします」と約6500人の観客に呼びかけた。
Juice=Juiceは定評のある歌唱力のみならず、稲場愛香(23)を中心にダンスパフォーマンスでも魅了。新メンバーの有澤一華(17)、入江里咲(16)、江端妃咲(14)も「如雨露」を3人だけで披露すると、フレッシュな笑顔を弾けさせた。メドレーのラストは金澤と植村あかり(22)のオリジナルメンバーコンビで「シンクロ。」をデュエットして観客を喜ばせた。
後半戦は代表曲「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」をエモーショナルに歌うと、インディーズデビュー曲であり、メジャーデビュー曲でもある「私が言う前に抱きしめなきゃね」、ラテン系の情熱的なナンバー「Fiesta!Fiesta!」、井上玲音(20)がボイスパーカッションを披露した「CHOICE&CHANCE」でたたみかけた。 そして、金澤といえばの楽曲、太陽とシスコムーンの楽曲「Magic of Love」のカバーへ。この曲では、金澤が「どうしよう 何処にいるの」と歌うと、ファンが「ここだよ朋子!」とコールするのが定番。現在は観客の発声が禁じられているため、観客に代わって植村と松永里愛(16)が金澤を挟むと、メンバー全員で「ここだよ朋子!」と絶叫。SNSでは配信で見ているファンも一斉に「ここだよ朋子」と投稿し、想いを届けた。
アンコールでは、会場が金澤のメンバーカラー・りんご(赤)一色に包まれるなか、華やかな真っ赤な衣装で登場した金澤が自身のソロ曲「あなたを想う帰り道」をソロで熱唱。続いてメンバーと一緒に「続いていくSTORY」を歌い上げた。
卒業スピーチでは「今回は、私は病気のことがあって卒業を決意しました。悔しい気持ちや寂しさがないと言い切るのは正直嘘になりますが、それでも最終的には自分で決めたことなので、この選択を正解にしていけるよう、しっかりと自分の身体を大切にしながら、精進してまいりたいと思います」と語ると、「私は必ず、皆さんの前に帰ってきます」と約束し、会場は拍手に包まれた。
続けて、唯一のオリジナルメンバーとなる植村が3代目リーダーとなることを紹介。植村は「朋子のようにはできないかもしれないけど、私らしくリーダーを頑張って、朋子のバトンをつないでいけるように頑張りたいと思います」と決意表明した。
金澤は今後、治療を最優先し、体調を見てソロで芸能活動を続ける。YouTubeではきょう24日午後9時より、本編終盤で金澤が涙まじりに歌った新曲「Familia」のミュージックビデオが公開された。
■金澤朋子(かなざわ・ともこ)
1995年7月2日生まれ、埼玉県出身。2012年にBerryz工房×℃-uteの「超HAPPY SONG」を歌うカラオケコンテストで最優秀賞を受賞したことがきっかけで歌手を志し、同年にハロプロ研修生として加入。2013年2月、ハロプロ研修生6人で結成されたJuice=Juiceのメンバーに選ばれ、9月にメジャーデビューし、同年の『第55回 日本レコード大賞』で新人賞を受賞した。2019年6月には宮崎由加の卒業に伴い、2代目リーダーに就任。歌唱力に定評があり、昨年1〜2月にかけてソロライブも開催した。
■『Juice=Juice Concert 2021 〜FAMILIA〜 金澤朋子ファイナル』セットリスト
01. イジワルしないで抱きしめてよ
02. Future Smile
03. ロマンスの途中
04. DOWN TOWN/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
05. Va-Va-Voom/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
06. 好きって言ってよ/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
07. 素直に甘えて/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
08. ポツリと/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
09. プラスティック・ラブ
10. DANCE NUMBER/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
11. 如雨露/有澤、入江、江端
12. プラトニック・プラネット/金澤、段原、松永、江端
13. TOKYOグライダー/金澤、稲場、工藤、有澤
14. Wonderful World/金澤、井上、入江
15. シンクロ。/金澤、植村
16. 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
17. 私が言う前に抱きしめなきゃね/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
18. Fiesta!Fiesta!/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
19. CHOICE&CHANCE
20. Magic of Love
21. Familia
22. Goal〜明日はあっちだよ〜
【アンコール】
EN1. あなたを想う帰り道/金澤
EN2. 続いていくSTORY
EN3. 未来へ、さあ走り出せ!
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
7月に新メンバー3人が加入し、10人体制最初で最後の舞台は、自身初の横浜アリーナ。オリジナルメンバーでOGの宮崎由加や宮本佳林、元メンバーで2019年3月に引退した梁川奈々美さん、ハロプロメンバーらが見守るなか、メジャー2ndシングル「イジワルしないで 抱きしめてよ」、12月22日発売の新曲「Future Smile」、メジャーデビュー曲「ロマンスの途中」と新旧3曲で幕を開けた。
“かなとも”の愛称で親しまれる金澤は、ハロプロの現役メンバー最年長。2016年1月、子宮内膜症と診断されたことを公表し、突発的な頭痛、めまいなどの症状があるとして体調を見ながら活動を続けてきた。しかし、今年9月中旬から体調不良が続き、医師から「将来のことを考えて活動から距離を置いて静養し治療に専念すべき」と進言され、グループおよびハロプロからの卒業を決断した。
金澤は「私、金澤朋子にとっては、Juice=Juiceラストステージとなります」とあいさつ。「本当にドッキドキなんですけれども、気合い十分です。みなさん最後までついてきてほしいなと思いますが、熱い声援や温かい応援は、手拍子や拍手に代えてよろしくお願いします」と約6500人の観客に呼びかけた。
Juice=Juiceは定評のある歌唱力のみならず、稲場愛香(23)を中心にダンスパフォーマンスでも魅了。新メンバーの有澤一華(17)、入江里咲(16)、江端妃咲(14)も「如雨露」を3人だけで披露すると、フレッシュな笑顔を弾けさせた。メドレーのラストは金澤と植村あかり(22)のオリジナルメンバーコンビで「シンクロ。」をデュエットして観客を喜ばせた。
後半戦は代表曲「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」をエモーショナルに歌うと、インディーズデビュー曲であり、メジャーデビュー曲でもある「私が言う前に抱きしめなきゃね」、ラテン系の情熱的なナンバー「Fiesta!Fiesta!」、井上玲音(20)がボイスパーカッションを披露した「CHOICE&CHANCE」でたたみかけた。 そして、金澤といえばの楽曲、太陽とシスコムーンの楽曲「Magic of Love」のカバーへ。この曲では、金澤が「どうしよう 何処にいるの」と歌うと、ファンが「ここだよ朋子!」とコールするのが定番。現在は観客の発声が禁じられているため、観客に代わって植村と松永里愛(16)が金澤を挟むと、メンバー全員で「ここだよ朋子!」と絶叫。SNSでは配信で見ているファンも一斉に「ここだよ朋子」と投稿し、想いを届けた。
アンコールでは、会場が金澤のメンバーカラー・りんご(赤)一色に包まれるなか、華やかな真っ赤な衣装で登場した金澤が自身のソロ曲「あなたを想う帰り道」をソロで熱唱。続いてメンバーと一緒に「続いていくSTORY」を歌い上げた。
卒業スピーチでは「今回は、私は病気のことがあって卒業を決意しました。悔しい気持ちや寂しさがないと言い切るのは正直嘘になりますが、それでも最終的には自分で決めたことなので、この選択を正解にしていけるよう、しっかりと自分の身体を大切にしながら、精進してまいりたいと思います」と語ると、「私は必ず、皆さんの前に帰ってきます」と約束し、会場は拍手に包まれた。
続けて、唯一のオリジナルメンバーとなる植村が3代目リーダーとなることを紹介。植村は「朋子のようにはできないかもしれないけど、私らしくリーダーを頑張って、朋子のバトンをつないでいけるように頑張りたいと思います」と決意表明した。
金澤は今後、治療を最優先し、体調を見てソロで芸能活動を続ける。YouTubeではきょう24日午後9時より、本編終盤で金澤が涙まじりに歌った新曲「Familia」のミュージックビデオが公開された。
■金澤朋子(かなざわ・ともこ)
1995年7月2日生まれ、埼玉県出身。2012年にBerryz工房×℃-uteの「超HAPPY SONG」を歌うカラオケコンテストで最優秀賞を受賞したことがきっかけで歌手を志し、同年にハロプロ研修生として加入。2013年2月、ハロプロ研修生6人で結成されたJuice=Juiceのメンバーに選ばれ、9月にメジャーデビューし、同年の『第55回 日本レコード大賞』で新人賞を受賞した。2019年6月には宮崎由加の卒業に伴い、2代目リーダーに就任。歌唱力に定評があり、昨年1〜2月にかけてソロライブも開催した。
■『Juice=Juice Concert 2021 〜FAMILIA〜 金澤朋子ファイナル』セットリスト
01. イジワルしないで抱きしめてよ
02. Future Smile
03. ロマンスの途中
04. DOWN TOWN/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
05. Va-Va-Voom/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
06. 好きって言ってよ/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
07. 素直に甘えて/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
08. ポツリと/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
09. プラスティック・ラブ
10. DANCE NUMBER/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
11. 如雨露/有澤、入江、江端
12. プラトニック・プラネット/金澤、段原、松永、江端
13. TOKYOグライダー/金澤、稲場、工藤、有澤
14. Wonderful World/金澤、井上、入江
15. シンクロ。/金澤、植村
16. 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
17. 私が言う前に抱きしめなきゃね/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
18. Fiesta!Fiesta!/金澤、植村、稲場、井上、段原、工藤、松永
19. CHOICE&CHANCE
20. Magic of Love
21. Familia
22. Goal〜明日はあっちだよ〜
【アンコール】
EN1. あなたを想う帰り道/金澤
EN2. 続いていくSTORY
EN3. 未来へ、さあ走り出せ!
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2021/11/24