人気グループ・なにわ男子（西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也）がきょう12日、CDデビュー日を迎え、東京・羽田空港の飛行場内にあるJAL格納庫で報道陣向けにCDデビューイベントを開催した。この日、関西国際空港からチャーター機で羽田の滑走路に降り立った7人。囲み取材では、節目と新たなスタートに意気込み。最後にはリーダーの大橋が「みなさんに幸せや笑顔を届けられるように、僕ららしいジャニーズエンターテインメントを届けられるように頑張りますので、よろしくおねがいします！」と掲げ、「なにわ男子、レッツゴー！ イエ―！」と全員で力強い一歩を踏み出した。

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　朝から大忙しの7人はまず、朝からワイドショーの生中継に出演した後、大阪・万博公園でイベントオープニングとして「僕空〜足跡のない未来〜」をYouTubeライブ収録。そこから渋滞というハプニングもあるなか関空に直行し、羽田空港に到着した。タラップに降り立った7人を出迎えたのは晴れ晴れとした青空と数多くの報道陣。美しい富士山が見守るなか、デビュー曲「初心LOVE（うぶらぶ）」をフレッシュさ全開で熱唱した。

　タラップに降り立った感想に、西畑は「だいぶ、ビビってます。こんなにすてきなデビューイベントをさせてもらえるとは思ってなかった。JALさんの格納庫にステージまで組んでいただき…ソワソワします。でもめちゃめちゃうれしいです」と笑顔をみせ、道枝も「落ち着かない」と率直に明かす。藤原は「気持ち的にはビートルズさん。なにわのビートルズがきたような」と得意げだった。

　改めて、今後の意気込みについて、藤原は「関西ジャニーズJr.のなにわ男子は第一章、これからはデビュー組に混ざって、第二章がきょうからスタートしていきますので、最高の1ページを、ずっと応援してくださっているファンの方々と最高の景色をこれからも見たい」と奮起。大西は「元気の良さがすごいと言われることが多いので、僕たちの元気な姿を見てたくさんの方が元気になってもらえれば。国民的アイドルと呼ばれるように令和の時代を背負えるアイドルになっていきたい」と気持ちを新たにした。

　そんななか最年少の長尾は「きょうは飛行機で東京までこさせていただいたのですが、きょうは大阪から東京だったのですが、いずれ、なにわから世界にLOVEを届けていけたら。世界中にLOVEを届けたいです」とあえて2回強調すると、ここは“キラキラ”と“コテコテ”を武器にする関西グループらしく、即座に一同が「2回言った！（笑）」とツッコミ。長尾は「緊張してんの！」と弁明しつつ「見出しに使ってください！」とちゃっかりリクエストしてみせた。

　西畑は「こういうご時世で、今はちょっと状況が良くなってきてはいますが、いつまた悪くなるかわからないなかで、我々アイドルに何ができるのか。やっぱりファンのみなさんや、見てくださるみなさんにプラスの感情をお届けすることが一番大事なのことではないか。楽しんでいただいたり、幸せになっていただいたり、笑顔になっていただく、少しでも癒やされたり、免疫力をあげられように、我々なにわ男子が頑張りたいと思います」と宣言した。

　道枝も「きょうまであっという間でしたし、そう感じるは日々のお仕事を充実させてもらえるからだと。僕たち7人は、これからが本当のスタート。しっかりと足並みそろえて頑張りたい」と前向き。高橋は「きょうからの見る景色は、今までと違ったものとなってくるでしょうし、これからは7人で分かち合い、助け合いながら、日々向き合っていけたらいいな。いずれは老若男女に好かれるようなアイドル・なにわ男子という名前を全世界に広まったらいいな、と思います」と展望した。

　大トリを飾るのはリーダーの大橋。「きのうは関西ジャニーズJr.のみんなに、送り出してもらって、みんなが『頑張れよ』と言ってくれて。その気持ちを忘れず、そして、きょうというデビューの日を忘れず、日本中、世界中、宇宙中に、宇宙中の人が笑顔や幸せやそんな感じになっていただけるように僕たち7人が精いっぱい手を取り合いたい」と壮大な目標を掲げる。西畑から「“そんな感じ”でお願いします（笑）」といじられつつも、笑顔が絶えない会見となった。

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