『Nizi Project』で話題を呼んだ「JYPエンターテインメント」代表のJ.Y. Parkと、「江南スタイル」が世界的にヒットしたアーティストで「P NATION」代表のPSYが争奪戦を繰り広げ、2つのグループを誕生させる韓国の次世代ボーイズグループ発掘オーディション『LOUD(ラウド)』が11日、最終回を迎えた。【以下ネタバレあり】
韓国の地上波放送局SBSで6月5日から放送開始された『LOUD』は、次世代ボーイズグループ発掘オーディション。応募条件は「2000年1月1日以降に生まれた男性」で、64ヶ国からの応募があり、200日かけて行われたグローバルな予選を勝ち抜いた総勢73人、そのうち日本人は6人が参加した。
参加者自らが作詞・作曲・編曲や振付、映像制作まで行うハイレベルなオーディションとなり、サバイバル番組ファンの間でも「今まで見たオーディションの中で一番レベル高い」「こんなレベル高いサバイバル見たことない」と大きな反響を呼んだ。その中で日本人は最終の第8ラウンドまで、アマル(15)、ケイジュ(14)、コウキ(12)の3人が勝ち残った。
しかもこの3人は、韓国の番組にもかかわらず人気も話題性も抜群だった。毎週番組の最後に発表される視聴者投票でケイジュは2回1位に。コウキは最後の視聴者投票で1位に輝き、アマルもTOP5の常連と、これまでの韓国のオーディションにないほどの大活躍、人気ぶりを見せてデビューを射止めた。
2PM、TWICE、Stray Kids、NiziUら数多くの人気グループを輩出してきた大手事務所・JYPから5人組ボーイズグループのメンバーとしてデビューすることが決定したのは、アマルとケイジュ。歌唱力No.1のアマルは、ややハスキーで甘い歌声の持ち主。日本で介護の仕事をしている祖母と母を支援するために成功を目指し、単身渡韓した元JYP練習生は韓国語も堪能。母親が大ファンの2PMも所属するJYPからのデビューを決め、親孝行を果たした。
天性のアイドル性とラインの美しいダンスで人気のケイジュは、第2ラウンドで一度は脱落候補となったが、ギリギリのライン(8人中3位)で危機を脱すると一気に覚醒。第3ラウンドではJ.Y. Parkが「スターが現れた」と評し、自身の愛弟子でもあるRain(ピ)と同様に「あまりにもスター性があって、多才」と褒めちぎった。第5ラウンドではケイジュの獲得を巡ってJ.Y. ParkとPSYが口げんか状態で争奪戦を繰り広げたほど、大きな期待をかけられている。
P NATION初のアイドルグループのメンバーとしてデビューすることになったコウキは、弱冠12歳(中1)ながら4歳から始めたダンスは天下一品。6歳から始めたクランプダンスでは世界中の大会で優勝し、クランプの創始者タイト・アイズから認められて「プリンス・タイト・アイズ」の称号をもらったほどの神童。番組初回でいきなり両プロデューサーを驚愕させるダンスを見せ、以降も世界中のファンを魅了し続けてきたが、第5ラウンドで両社が一旦キャスティングを保留すると、ネットは騒然となった。
最後の視聴者投票で1位となり、熱い支持を得た一方、年齢や身長差、変声期などを心配する声もあった。PSYはデビューメンバー決定時に「実は最後までずっと悩んでいたことがあります。コウキくんのことです。最後までみんなと(バランスを)合わせられるか心配していました」と正直に打ち明けつつも、「“小さな巨人”コウキを、ファンの皆さんと視聴者の皆さん、僕たちと一緒に育ててください」と切実に訴えかけ、その言葉にコウキは涙を流した。
最終回のエンディングでは、アマル、ケイジュ、コウキが、韓国のオーディション番組では異例の日本語であいさつ。アマルは日本にいる母親に向け「お母ちゃん、今やっと終わりました! お疲れさまでした。頑張ります!」と満面の笑みで呼びかけ。ケイジュは「『LOUD』の企画でいろいろなスタッフさんに支えられていい舞台を作ることができました。本当にありがとうございます」とあいさつ。
弱冠12歳でデビューをつかんだコウキは「この歳でデビューするとは思っていなくて、(Team P NATIONの)兄たちや視聴者さん、そして事務所の方々、皆さんの支えのおかげでここまで来れました。本当にありがとうございます」と、いつものように礼儀正しく頭を下げて感謝の想いを伝えた。
■Team JYPメンバー
ユン・ミン(20)、イ・ゲフン(17)、アマル(15)、ケイジュ(14)、イ・ドンヒョン(14)
■Team P NATIONメンバー
ウ・ギョンジュン(19)、チェ・テフン(18)、チャン・ヒョンス(17)、チョン・ジュニョク(16)、ウン・フィ(16)、オ・ソンジュン(16)、コウキ(12)
韓国の地上波放送局SBSで6月5日から放送開始された『LOUD』は、次世代ボーイズグループ発掘オーディション。応募条件は「2000年1月1日以降に生まれた男性」で、64ヶ国からの応募があり、200日かけて行われたグローバルな予選を勝ち抜いた総勢73人、そのうち日本人は6人が参加した。
参加者自らが作詞・作曲・編曲や振付、映像制作まで行うハイレベルなオーディションとなり、サバイバル番組ファンの間でも「今まで見たオーディションの中で一番レベル高い」「こんなレベル高いサバイバル見たことない」と大きな反響を呼んだ。その中で日本人は最終の第8ラウンドまで、アマル(15)、ケイジュ(14)、コウキ(12)の3人が勝ち残った。
しかもこの3人は、韓国の番組にもかかわらず人気も話題性も抜群だった。毎週番組の最後に発表される視聴者投票でケイジュは2回1位に。コウキは最後の視聴者投票で1位に輝き、アマルもTOP5の常連と、これまでの韓国のオーディションにないほどの大活躍、人気ぶりを見せてデビューを射止めた。
2PM、TWICE、Stray Kids、NiziUら数多くの人気グループを輩出してきた大手事務所・JYPから5人組ボーイズグループのメンバーとしてデビューすることが決定したのは、アマルとケイジュ。歌唱力No.1のアマルは、ややハスキーで甘い歌声の持ち主。日本で介護の仕事をしている祖母と母を支援するために成功を目指し、単身渡韓した元JYP練習生は韓国語も堪能。母親が大ファンの2PMも所属するJYPからのデビューを決め、親孝行を果たした。
天性のアイドル性とラインの美しいダンスで人気のケイジュは、第2ラウンドで一度は脱落候補となったが、ギリギリのライン(8人中3位)で危機を脱すると一気に覚醒。第3ラウンドではJ.Y. Parkが「スターが現れた」と評し、自身の愛弟子でもあるRain(ピ)と同様に「あまりにもスター性があって、多才」と褒めちぎった。第5ラウンドではケイジュの獲得を巡ってJ.Y. ParkとPSYが口げんか状態で争奪戦を繰り広げたほど、大きな期待をかけられている。
P NATION初のアイドルグループのメンバーとしてデビューすることになったコウキは、弱冠12歳(中1)ながら4歳から始めたダンスは天下一品。6歳から始めたクランプダンスでは世界中の大会で優勝し、クランプの創始者タイト・アイズから認められて「プリンス・タイト・アイズ」の称号をもらったほどの神童。番組初回でいきなり両プロデューサーを驚愕させるダンスを見せ、以降も世界中のファンを魅了し続けてきたが、第5ラウンドで両社が一旦キャスティングを保留すると、ネットは騒然となった。
最後の視聴者投票で1位となり、熱い支持を得た一方、年齢や身長差、変声期などを心配する声もあった。PSYはデビューメンバー決定時に「実は最後までずっと悩んでいたことがあります。コウキくんのことです。最後までみんなと(バランスを)合わせられるか心配していました」と正直に打ち明けつつも、「“小さな巨人”コウキを、ファンの皆さんと視聴者の皆さん、僕たちと一緒に育ててください」と切実に訴えかけ、その言葉にコウキは涙を流した。
最終回のエンディングでは、アマル、ケイジュ、コウキが、韓国のオーディション番組では異例の日本語であいさつ。アマルは日本にいる母親に向け「お母ちゃん、今やっと終わりました! お疲れさまでした。頑張ります!」と満面の笑みで呼びかけ。ケイジュは「『LOUD』の企画でいろいろなスタッフさんに支えられていい舞台を作ることができました。本当にありがとうございます」とあいさつ。
弱冠12歳でデビューをつかんだコウキは「この歳でデビューするとは思っていなくて、(Team P NATIONの)兄たちや視聴者さん、そして事務所の方々、皆さんの支えのおかげでここまで来れました。本当にありがとうございます」と、いつものように礼儀正しく頭を下げて感謝の想いを伝えた。
■Team JYPメンバー
ユン・ミン(20)、イ・ゲフン(17)、アマル(15)、ケイジュ(14)、イ・ドンヒョン(14)
■Team P NATIONメンバー
ウ・ギョンジュン(19)、チェ・テフン(18)、チャン・ヒョンス(17)、チョン・ジュニョク(16)、ウン・フィ(16)、オ・ソンジュン(16)、コウキ(12)
コメントする・見る
2021/09/12