アイドルグループ・NMB48の最後の1期生、白間美瑠（23）が2日、大阪・オリックス劇場で行われたイベント『NAMBATTLE〜戦わなNMBちゃうやろっ！〜』決勝大会でグループからの卒業を発表した。

【写真】その他の写真を見る

　イベントの終盤、白間は「私、白間美瑠はNMB48を卒業します」と報告。「私はNMB48に入って11年目になり、最後の1期生になりました。たくさんの方に支えていただき、助けていただき、成長させていただいたからこそ、1期生のみんなを最後までしっかり見送ってから卒業しようと思っていました」と同期の中では年少組だった自身の胸の内を明かした。

　会場を見渡すと「今こうしてたくさんの素敵な景色を見ることができて、最後まで残ってよかったと思います。NMB48での11年間、がむしゃらに全力で走り続けてきて、悔いなく、後悔なくやりきったという気持ちです」と伝えた。

　今後の活動については「白間美瑠一個人として、大好きな歌やダンスパフォーマンスや、女優さんやたくさんの挑戦をしていこうと思っています。その挑戦し続ける姿を見ていただいて、勇気や笑顔をお届けします。卒業まではまだまだ時間がありますので、ここからが皆さんへの本当の恩返しだと思います。11年間分のいただいた愛と、11年間NMB48で学んだことを後輩たちにたくさん伝えて、私の難波愛、難波魂をしっかり渡して、最後まで全力でがむしゃらに一生懸命走りきりたいと思います。最後までよろしくお願いします」とあいさつした。

　みるるんの愛称で親しまれる白間は、2010年9月20日、『NMB48オープニングメンバーオーディション』に山本彩、渡辺美優紀、吉田朱里らとともに合格。同年10月9日、NMB48の1期生（26人）としてお披露目され、、年10月に10周年を迎えた。デビュー曲「絶滅黒髪少女」（11年7月発売）から選抜メンバーに選ばれ、10thシングル「らしくない」（14年11月）では2期生の矢倉楓子とともにWセンターを、17thシングル「ワロタピーポー」（17年12月）では単独センターを務めた。2015年春〜18年春まではAKB48と兼任していた。

　卒業コンサートは初夏に大阪城ホールで開催予定。