アイドルグループ・NMB48を11月いっぱいで卒業する太田夢莉(おおた・ゆうり、19)が17日、東京国際フォーラム ホールCで自身初となる『太田夢莉 ソロコンサート 〜Daydream〜』を昼夜2回開催した。夜公演は終演後も「ゆーり」コールが止まず、予定していなかったWアンコールに突入するほどの盛り上がりで観客を魅了した。
冒頭、会場一面ブルーのペンライトが揺れるなか、白とシルバーの衣装で登場した太田は「真っ青なペンライト、最初からきれいです。ありがとうございます。グループに入ったときからソロコンサートをするのが目標とお伝えしていて、目標がかなって、本当に夢を見ているようです」と感慨深げに会場を見渡した。
コンサートタイトルの「Daydream」は、「最近ずっと、夢を見ているような時間を過ごしているので、もう少し夢を見たいなという思いで『Daydream』というタイトルにしました。名前に夢が入っているのにもかけています」と説明。バンドメンバー4人の生演奏で「僕らのユリイカ」「太陽が坂道を昇る頃」を披露したほか、自身が他アーティストのミュージックビデオに参加した曲をカバー。Lefty Hand Cream「藍」「青いベンチ」、河内REDS「オリオン座」の3曲をMVの映像を背に歌い上げた。
中盤ではメンバー人気もファン人気も高い渡辺美優紀のソロ曲でおなじみ「わるきー」を披露。ツノに羽、しっぽをブラックにアレンジした衣装で太田が登場すると割れんばかりの大歓声。間奏では「『わるきー』やってほしいって言われて頑なに拒んできたのにわるきーをやってしまう私は、ガチガチの『わるきー』です」とドヤ顔を決めると、最後にはシャイを吹っ切ってウインクをして小悪魔のポテンシャルを発揮し、ファンをメロメロにした。
クライマックスに向けては、2011年12月、NMB48の3期生オーディションに合格し、小学6年生の12歳でNMB48に加入した当時の映像が流れ、秋元康が卒業する太田のために書き下ろした初のソロ曲「Acting tough」をライブ初披露。しっとりと歌い上げると「この曲は本当に特別で、解禁されたとき、ゆーりちゃんが歌詞書いたの?って聞かれたほど等身大の楽曲です。この先の人生もこの曲を大切に生きていきたいと思います」と誓った。
「すごく寂しいんですけど、最後に私の大切な曲を歌わせてもらいます」と切り出したラストナンバーは、最初で最後のセンターに起用されたNMB48の22ndシングル「初恋至上主義」(6日発売)。歌唱中には感極まり、この日初めて大粒の涙が頬をつたった。「最後の曲になった瞬間、急に実感が沸いて、エモエモな気持ちになりました」「今日のことは忘れないので、皆さんも忘れないでほしいです」とメッセージを残した。
終演を告げるアナウンスが流れてもファンの「ゆーり」コールは鳴り止むことなく続き、再登場した太田は「本当に終わりの予定だったんですけど、皆さんのコールの想いが伝わってきて出てきてしまいました」と照れ笑い。Wアンコール曲を用意していなかったため、この日披露した楽曲の中からリクエストを募り、「めちゃくちゃ『わるきー』って言う人なんなん?」と苦笑いしながら、「虹の作り方」を再び披露し、ハツラツと何度も飛び跳ねた。
今月25日には兵庫・ワールド記念ホールで卒業コンサートを開き、10代最後の日となる11月30日に大阪・NMB48劇場で行われる卒業公演をもってグループを卒業、翌12月1日の20歳の誕生日から独り立ちし、芸能活動を続ける。今後の活動については「もっと力をつけて、どんな(ジャンルの)ことをやっても許していただける人間に…したいことを1つに絞るんじゃなくて、いろんなことをしてみたいなって思っています。世間の皆様にも認めていただけるような人間になれるよう、これからもっと頑張ります」と約束した。
■『太田夢莉 ソロコンサート 〜Daydream〜』
Overture
01. ゼロサム太陽
02. ラベンダーフィールド
03. オネストマン
04. ごめんね、SUMMER
05. 僕らのユリイカ
06. 太陽が坂道を昇る頃
07. 藍
08. オリオン座
09. 青いベンチ
10. 君のc/w/太田夢莉、大田莉央奈、南羽諒
11. ハートの独占権/大田莉央奈、南羽諒
12. わるきー
13. アイヲクレ
14. 背中から抱きしめて
15. 誰のことを一番愛してる?
16. 伝説の魚
17. Acting tough
18. 大声ダイヤモンド
19. 正義の味方じゃないヒーロー
20. 夏が行っちゃった
21. 永遠より続くように
【アンコール】
22. 虹の作り方
23. ずっとずっと
24. 初恋至上主義
【Wアンコール】
25. 虹の作り方
冒頭、会場一面ブルーのペンライトが揺れるなか、白とシルバーの衣装で登場した太田は「真っ青なペンライト、最初からきれいです。ありがとうございます。グループに入ったときからソロコンサートをするのが目標とお伝えしていて、目標がかなって、本当に夢を見ているようです」と感慨深げに会場を見渡した。
コンサートタイトルの「Daydream」は、「最近ずっと、夢を見ているような時間を過ごしているので、もう少し夢を見たいなという思いで『Daydream』というタイトルにしました。名前に夢が入っているのにもかけています」と説明。バンドメンバー4人の生演奏で「僕らのユリイカ」「太陽が坂道を昇る頃」を披露したほか、自身が他アーティストのミュージックビデオに参加した曲をカバー。Lefty Hand Cream「藍」「青いベンチ」、河内REDS「オリオン座」の3曲をMVの映像を背に歌い上げた。
中盤ではメンバー人気もファン人気も高い渡辺美優紀のソロ曲でおなじみ「わるきー」を披露。ツノに羽、しっぽをブラックにアレンジした衣装で太田が登場すると割れんばかりの大歓声。間奏では「『わるきー』やってほしいって言われて頑なに拒んできたのにわるきーをやってしまう私は、ガチガチの『わるきー』です」とドヤ顔を決めると、最後にはシャイを吹っ切ってウインクをして小悪魔のポテンシャルを発揮し、ファンをメロメロにした。
クライマックスに向けては、2011年12月、NMB48の3期生オーディションに合格し、小学6年生の12歳でNMB48に加入した当時の映像が流れ、秋元康が卒業する太田のために書き下ろした初のソロ曲「Acting tough」をライブ初披露。しっとりと歌い上げると「この曲は本当に特別で、解禁されたとき、ゆーりちゃんが歌詞書いたの?って聞かれたほど等身大の楽曲です。この先の人生もこの曲を大切に生きていきたいと思います」と誓った。
「すごく寂しいんですけど、最後に私の大切な曲を歌わせてもらいます」と切り出したラストナンバーは、最初で最後のセンターに起用されたNMB48の22ndシングル「初恋至上主義」(6日発売)。歌唱中には感極まり、この日初めて大粒の涙が頬をつたった。「最後の曲になった瞬間、急に実感が沸いて、エモエモな気持ちになりました」「今日のことは忘れないので、皆さんも忘れないでほしいです」とメッセージを残した。
終演を告げるアナウンスが流れてもファンの「ゆーり」コールは鳴り止むことなく続き、再登場した太田は「本当に終わりの予定だったんですけど、皆さんのコールの想いが伝わってきて出てきてしまいました」と照れ笑い。Wアンコール曲を用意していなかったため、この日披露した楽曲の中からリクエストを募り、「めちゃくちゃ『わるきー』って言う人なんなん?」と苦笑いしながら、「虹の作り方」を再び披露し、ハツラツと何度も飛び跳ねた。
今月25日には兵庫・ワールド記念ホールで卒業コンサートを開き、10代最後の日となる11月30日に大阪・NMB48劇場で行われる卒業公演をもってグループを卒業、翌12月1日の20歳の誕生日から独り立ちし、芸能活動を続ける。今後の活動については「もっと力をつけて、どんな(ジャンルの)ことをやっても許していただける人間に…したいことを1つに絞るんじゃなくて、いろんなことをしてみたいなって思っています。世間の皆様にも認めていただけるような人間になれるよう、これからもっと頑張ります」と約束した。
■『太田夢莉 ソロコンサート 〜Daydream〜』
Overture
01. ゼロサム太陽
02. ラベンダーフィールド
03. オネストマン
04. ごめんね、SUMMER
05. 僕らのユリイカ
06. 太陽が坂道を昇る頃
07. 藍
08. オリオン座
09. 青いベンチ
10. 君のc/w/太田夢莉、大田莉央奈、南羽諒
11. ハートの独占権/大田莉央奈、南羽諒
12. わるきー
13. アイヲクレ
14. 背中から抱きしめて
15. 誰のことを一番愛してる?
16. 伝説の魚
17. Acting tough
18. 大声ダイヤモンド
19. 正義の味方じゃないヒーロー
20. 夏が行っちゃった
21. 永遠より続くように
【アンコール】
22. 虹の作り方
23. ずっとずっと
24. 初恋至上主義
【Wアンコール】
25. 虹の作り方
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2019/11/17