ロックバンド・Dragon Ashが24日、公式サイトを更新し、大麻取締法違反（所持）の疑いで逮捕されたベーシストのKenKen（本名・金子賢輔／33）の代理として、出演予定のフェスやイベントにT$UYO$HI（ツヨシ）（The BONEZ／Pay money To my Pain）をサポートベーシストに迎えて出演することを発表した。

　サイトでは、Kenkenの逮捕を受けてバンド活動自粛を検討したうえで「すでに決定していた出演をキャンセルすることになれば、さらに皆様にご迷惑をおかけすることになってしまうのではないか、そのような事態は避けるべきではないか、という思いに至りました」と経緯を説明。

　T$UYO$HIについて「旧知の友人であり、最も信頼の置けるベースプレイヤーです。このような状況で、ファンに対する思いを共有できる唯一の存在としてオファーをいたしました」と紹介。イベントのチケットを購入したファンや関係者にむけて「お気持ちに応えるよう精一杯の演奏をさせていただく所存です」と表明した。

　なお、9月から始まる全国ツアー『DRAGONASH TOUR 2019 “THE FIVES” / “THE SEVENS”』については、「現在も協議を続けております。後日あらためてご報告いたしますので、今しばらくお時間をいただけますようお願いいたします」としている。

　Dragon Ashは8月12日に『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』、17日の『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO』でそれぞれ大トリを務めることなどが決まっている。