ORICON NEWS
DEAN FUJIOKA、初アジアツアー国内10公演に幕「また遊ぼうね」
俳優でシンガー・ソングライターのDEAN FUJIOKAが30日、東京・NHKホールで初のアジアツアー『DEAN FUJIOKA 1st Asia Tour 2019 “Born To Make History”』の国内最終公演を行い、客席を埋め尽くした3500人の観客を2時間15分にわたって熱狂させた。
前作から約3年ぶりとなる2ndアルバム『History In The Making』（1月末発売）を引っさげ、2月16日の宮城公演からスタートしたアジアツアーの国内ファイナル。ステージに立ち込めたスモークが晴れ、ステージ中央にDEANが登場すると、黄色い歓声が会場を揺るがした。
序盤からスタンドマイクを握りしめて熱量高く歌ったり、ささやくような歌声で色気を漂わせたりと、端正なルックスと一挙手一投足に女性ファンはメロメロ。1曲歌い終わるごとに大歓声を浴びたDEANは「みんな今日は来てくれてありがとう。日本国内最後だよ。人生いろいろある中で、今日ここにいることを選んでくれてありがとう」と感謝すると、「後悔はさせない！」と宣言してニヤリ。「手加減なしのアレンジを準備してきているんで楽しみにしてください」と期待感をあおった。
「平成最後のパンクメドレー」と題し、「Newspaper」「Banana Muffin Blues」「Showdown」「Priceless」の4曲をメドレーでたたみかけ、「平成の30年間を音楽で振り返って初期衝動を表現してみました」とにっこり。続けて、この季節にぴったりな新生活応援ソングとして、一面ピンクのペンライトが左右に揺れるなかで「SAKURA」を、続けてバンドメンバーが観客に振付をレクチャーした「DoReMi」ではステージと客席が一体となって踊り、会得の早いファンに向けて「さては、“こそ練”（こっそり練習）してきたな？」と笑顔をみせた。
クライマックスに突入し、「Let it snow!」では観客が白いペンライトを揺らしながら「ラララ…」の大合唱に。「ここにいる一人ひとりへの応援歌」と紹介した「History Maker」では右手を突き上げて高揚感をあおり、ツアーのテーマ曲で最新アルバムの表題曲でもある「History In The Making」では星形の紙吹雪が舞うなか、観客はハンズアップして一体化した。
ビアノの弾き語りから始まった本編ラストナンバー「Echo」も最後は3500人の大合唱となり、DEANやバンドメンバーがステージを去ってもそのまま途切れることなく数分間にわたって続いた。再びステージに戻ってきたDEANは「Legacy」を歌唱後、故郷・福島をタイトルにした「Fukushima」に込めた想いを静かに語り始めた。
「童謡みたいな、誰でも歌えるような歌を作りたかった」「自分も含めて福島を故郷に持つ人々はこういう情景、情緒で育ってきたんですよということを曲で伝えられたらいいなと思った」といい、「ここ東京で、みんなで一緒に歌えたらうれしいです」と呼びかけると、ゆったりとした優しいメロディーの「Fukushima」を観客とともに歌った。
上着を脱いで白いTシャツ姿となったDEANが「次が最後の曲となります」と告げると、「エーーーー！」の声が一斉にステージに降り注ぐ。圧倒されたDEANは両手で胸を押さえながらよろめくふりをし、少年のような笑顔を浮かべた。
10年ほど前、台湾で音楽活動を始めることを決意したころの「初めて作ったと言っても過言ではない古い曲」について話し始め、「ライブでこの曲を演奏できるのは自分にとって特別なことで、大切にしたい。心の中に録音、録画機能があったらしたいくらい思い入れのある曲です。ぜひ、イントロのギターのリフを静寂で楽しんでいただけたらうれしい。そのかわり、歌が始まったら今日一番でっかい声で歌ってください」と言って、「My Dimension」で締めくくり。何度もギターを高々と掲げてファンの歓声に応えると、「また遊ぼうね！」と再会を約束した。
国内8ヶ所10公演で計2万3000人を動員したDEANは、4月12日に中国・上海、20日にはモデル／俳優デビューを果たした“原点の地”香港、27日には役者として大きな評価を得た台湾で公演を行う。
■『DEAN FUJIOKA 1st Asia Tour 2019 “Born To Make History”』
01. Permanent Vacation
02. Speechless
03. S.O.F.
04. Thirsty〜Midnight Messenger〜Mr.Taxi〜Sweet Talk〜April Fool
05. Maybe Tomorrow
06. Unchained Melody
07. Accidental Poet
08. Hope
09. Newspaper〜Banana Muffin Blues〜Showdown〜Priceless
10. Sakura
11. DoReMi
12. Let it snow!
13. History Maker
14. History In The Making
15. Echo
【アンコール】
16. Legacy
17. Fukushima
18. My Dimension
前作から約3年ぶりとなる2ndアルバム『History In The Making』（1月末発売）を引っさげ、2月16日の宮城公演からスタートしたアジアツアーの国内ファイナル。ステージに立ち込めたスモークが晴れ、ステージ中央にDEANが登場すると、黄色い歓声が会場を揺るがした。
序盤からスタンドマイクを握りしめて熱量高く歌ったり、ささやくような歌声で色気を漂わせたりと、端正なルックスと一挙手一投足に女性ファンはメロメロ。1曲歌い終わるごとに大歓声を浴びたDEANは「みんな今日は来てくれてありがとう。日本国内最後だよ。人生いろいろある中で、今日ここにいることを選んでくれてありがとう」と感謝すると、「後悔はさせない！」と宣言してニヤリ。「手加減なしのアレンジを準備してきているんで楽しみにしてください」と期待感をあおった。
「平成最後のパンクメドレー」と題し、「Newspaper」「Banana Muffin Blues」「Showdown」「Priceless」の4曲をメドレーでたたみかけ、「平成の30年間を音楽で振り返って初期衝動を表現してみました」とにっこり。続けて、この季節にぴったりな新生活応援ソングとして、一面ピンクのペンライトが左右に揺れるなかで「SAKURA」を、続けてバンドメンバーが観客に振付をレクチャーした「DoReMi」ではステージと客席が一体となって踊り、会得の早いファンに向けて「さては、“こそ練”（こっそり練習）してきたな？」と笑顔をみせた。
クライマックスに突入し、「Let it snow!」では観客が白いペンライトを揺らしながら「ラララ…」の大合唱に。「ここにいる一人ひとりへの応援歌」と紹介した「History Maker」では右手を突き上げて高揚感をあおり、ツアーのテーマ曲で最新アルバムの表題曲でもある「History In The Making」では星形の紙吹雪が舞うなか、観客はハンズアップして一体化した。
ビアノの弾き語りから始まった本編ラストナンバー「Echo」も最後は3500人の大合唱となり、DEANやバンドメンバーがステージを去ってもそのまま途切れることなく数分間にわたって続いた。再びステージに戻ってきたDEANは「Legacy」を歌唱後、故郷・福島をタイトルにした「Fukushima」に込めた想いを静かに語り始めた。
「童謡みたいな、誰でも歌えるような歌を作りたかった」「自分も含めて福島を故郷に持つ人々はこういう情景、情緒で育ってきたんですよということを曲で伝えられたらいいなと思った」といい、「ここ東京で、みんなで一緒に歌えたらうれしいです」と呼びかけると、ゆったりとした優しいメロディーの「Fukushima」を観客とともに歌った。
上着を脱いで白いTシャツ姿となったDEANが「次が最後の曲となります」と告げると、「エーーーー！」の声が一斉にステージに降り注ぐ。圧倒されたDEANは両手で胸を押さえながらよろめくふりをし、少年のような笑顔を浮かべた。
10年ほど前、台湾で音楽活動を始めることを決意したころの「初めて作ったと言っても過言ではない古い曲」について話し始め、「ライブでこの曲を演奏できるのは自分にとって特別なことで、大切にしたい。心の中に録音、録画機能があったらしたいくらい思い入れのある曲です。ぜひ、イントロのギターのリフを静寂で楽しんでいただけたらうれしい。そのかわり、歌が始まったら今日一番でっかい声で歌ってください」と言って、「My Dimension」で締めくくり。何度もギターを高々と掲げてファンの歓声に応えると、「また遊ぼうね！」と再会を約束した。
国内8ヶ所10公演で計2万3000人を動員したDEANは、4月12日に中国・上海、20日にはモデル／俳優デビューを果たした“原点の地”香港、27日には役者として大きな評価を得た台湾で公演を行う。
■『DEAN FUJIOKA 1st Asia Tour 2019 “Born To Make History”』
01. Permanent Vacation
02. Speechless
03. S.O.F.
04. Thirsty〜Midnight Messenger〜Mr.Taxi〜Sweet Talk〜April Fool
05. Maybe Tomorrow
06. Unchained Melody
07. Accidental Poet
08. Hope
09. Newspaper〜Banana Muffin Blues〜Showdown〜Priceless
10. Sakura
11. DoReMi
12. Let it snow!
13. History Maker
14. History In The Making
15. Echo
【アンコール】
16. Legacy
17. Fukushima
18. My Dimension
コメントする・見る
関連写真
2019/03/30
