宮脇咲良、矢吹奈子（ともにHKT48活動休止中）、本田仁美（AKB48活動休止中）が在籍する12人組グローバルガールズグループ「IZ*ONE」（アイズワン）が20日、都内のTOKYO DOME CITY HALLで日本デビューショーケースを開催。秋元康氏がプロデュースを手がける日本デビュー曲「好きと言わせたい」（2月6日発売）を、昼夜2公演で計4000人のファンにライブ初披露した。

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　日本では初の単独イベントとあり、応募抽選で当選したファンが開演数時間前からグッズ購入のために長蛇の列を作った。観客は10〜20代の若い女性が7割以上を占め、メンバーのチャン・ウォニョン（14）、宮脇咲良（20）、チョ・ユリ（17）、チェ・イェナ（19）、アン・ユジン（15）、矢吹奈子（17）、クォン・ウンビ（23）、カン・ヘウォン（19）、本田仁美（17）、キム・チェウォン（18）、キム・ミンジュ（17）、イ・チェヨン（19）が登場すると、会場は黄色い声と野太い声が混ざり合って大歓声に包まれた。

　美脚際立つ衣装をまとったメンバーは、韓国でのデビューミニアルバム『COLOR*IZ』（昨年10月29日発売）のリード曲「La Vie en Rose」を皮切りに、「We Together」「好きになっちゃうだろう？」の3曲を立て続けに披露。「アイズ・オン・ミー、こんにちは、IZ*ONEです」と声をそろえてあいさつし、一人ひとり自己紹介すると、それぞれに大きなコールが送られた。

　センターのウォニョンが「日本で初ステージなのですごくドキドキしたんですけど、みなさんどうでしたか？」と日本語で投げかけると、ファンは大歓声で呼応。仁美は「日本のWIZ*ONE（ファンの総称）の方の前でこうして私たちがパフォーマンスするのが初めてなのですごくうれしいのと、こんなにも女性の方が多いと思っていなかったのでびっくりしています」と笑顔を見せた。

　大型ビジョンで「好きと言わせたい」のメイキング映像、ミュージックビデオが初公開されたのに続き、新衣装に身を包んだメンバーが初パフォーマンス。かっこよさとかわいさが共存するダンス、紙吹雪が盛大に舞うきらびやかな演出で華々しい幕開けを飾り、会場の熱気は最高潮に達した。

　昼公演と夜公演の合間に行われた囲み取材で咲良は「IZ*ONEのファンの方は女性が7割以上を占めていて、私たちは女性の方の歓声を浴びることがなかなかなかったので、すごく貴重な体験でした」と驚きつつも、「みんな緊張もしたんですけど、すてきな舞台を見せられたかなと思います」と目を輝かせた。

　このほか、昼公演では仁美が参加するカップリング曲「ご機嫌サヨナラ」を、夜公演では咲良と奈子が参加する「猫になりたい」をライブ初パフォーマンス。ウォニョンと咲良のデュエット曲「ダンスを思い出すまで」が音源を含めて初公開されたほか、「La Vie en Rose」の2倍速ダンス、3倍速ダンスの披露や演技力対決などでも盛り上がった。

　IZ*ONEは、韓国の音楽専門チャンネルMnetのオーディション番組『PRODUCE101』と、日本のAKB48グループがコラボレーションした『PRODUCE48』（昨年6〜8月放送）で誕生。AKB48グループ39人、韓国側57人の計96人が参加してパフォーマンスバトルを繰り広げ、視聴者投票で選ばれた上位12人によって結成された。

■『IZ*ONE日本デビューショーケース』セットリスト
01. La Vie en Rose
02. We Together
03. 好きになっちゃうだろう？
04. ご機嫌サヨナラ（昼）／猫になりたい（夜）
05. また会おう（昼）／I AM（夜）
06. ダンスを思い出すまで
07. 夢を見ている間
08. 好きと言わせたい
【アンコール】
09. O’My!
10. NEKKOYA（ネッコヤ／PICK ME）