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半田健人、70年代フォークサウンドを再現「“実年齢マイナス45年”の世界を追求」

 昭和歌謡曲への深い造詣で知られる俳優の半田健人(33)が30日、同日リリースのニューアルバム『生活』発売記念ライブを東京・渋谷7th Floorで開催した。

アルバム発売記念ライブを開催した半田健人(右)

アルバム発売記念ライブを開催した半田健人(右)

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 今回のアルバムは、日本のフォーク名門レーベルであるURCレコードやベルウッドレコードの音楽に惚れ込んだ半田が、その世界を現代に再現すべく、サウンド・プロデューサーに柳田ヒロ氏を起用し制作。スチールギター、バンジョーなどがフィーチャーされ、1970年代のフォーク〜カントリーを追求したアルバムに仕上がった。

 ライブではバイオリンを伴った一部の曲を除き、基本的に半田のギター一本でその世界を見事に再現。特に、速いテンポの楽曲で正確なリズムを刻むスリーフィンガー奏法で絶品の演奏を聴かせた。

 アルバムは、なぎら健壱に強い影響を受け制作されたとの事で「なぎら健壱さんのライブに何度も足を運んで、直接スリーフィンガーなどのギター奏法を教わりました」と制作秘話も披露。その甲斐あって、完成したアルバムをなぎらに届けたところ、翌日朝4時に「これはいいアルバムです」と本人から電話がかかってきたそうだ。

 演奏のみならず、半田の豊富な音楽知識に基づくトークやフォーク歌手ものまねコーナーもあり、昭和フォークコンサートの雰囲気がよみがえるようなステージだが、33歳の半田はフォーク全盛の頃には生まれていない。それを汲んでか、「基本的に僕は“実年齢マイナス45年”の世界を追求していますから」と語り、会場は爆笑に包まれた。

 きょう深夜にはテレビ朝日系『スマートフォンデュ』(毎月最終木曜 深0:50)に出演し、クリス松村と共に昭和音楽を語る予定。

【セットリスト】
生活
一日
電車マニアに捧げるほろ苦いブルース
あの日から
鼻毛粉砕計画II
ベランダ
居酒屋
誕生日
愛情物語II
バス停
短くも激しく生きて
追伸
青春挽歌
モノゴイ
明日にはわからない
(アンコール)
座蒲団
嘆きのライダー節

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