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PASSPO☆、9・22ライブで解散 根岸・森は音楽活動継続へ

 7人組アイドルグループ・PASSPO☆が、9月22日の東京・中野サンプラザ公演をもって解散することが18日、公式サイトで発表された。

9月22日の中野サンプラザ公演で解散するPASSPO☆

9月22日の中野サンプラザ公演で解散するPASSPO☆

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 同グループは2009年に「みんなでつくるアイドルユニットプロジェクト」としてメンバー選考を経て、10人体制で始動。その後、奥仲麻琴ら3人が卒業したが、新メンバーを入れることなく初期からのメンバー7人で活動を続けてきた。

 公式サイトでは「PASSPO☆は、2018年9月22日 中野サンプラザにて開催致しますワンマンライブをもって解散することとなりました。突然のお知らせとなってしまい大変申し訳ありません」とファンに報告。

 経緯については「昨年末より今後の活動やクルー(メンバー)それぞれの将来について、本人たちと話し合いを重ねてきた中で、別の道で挑戦したいという希望が出て参りました」とし、「その中であらゆる可能性を踏まえてクルー、スタッフ共にPASSPO☆という形を残すことに尽力してきましたが、『この7人で続けられないのであれば』という思いがあり、最終的に解散という道を選ぶこととなりました」とメンバーたちの決断を明かした。

 続けて「『歌って踊って奏でる唯一無二のパフォーマンスグループとして、おばあちゃんになっても続ける』という目標は何よりもクルー自身を鼓舞させる合言葉となっていました。そんな中で、このような結論に至ってしまいましたこと、本当に申し訳ありません」とお詫びした。

 今後の活動に関しては「話し合いを重ねる中で最後まで『解散後もPASSPO☆の楽曲を歌い継いでいきたい』という意志が揺るがなかった根岸(愛)、森(詩織)に関しましては、何かしらの形で彼女たちが歌い続けられる場所を残していきたいと考えております」と言及し、「ほかのクルーも同様に可能な限り、各々のサポートを続けて参ります」とした。

 メンバーのコメントも掲載され、「3人の卒業があったものの9年間ずっとこの仲間でやってきたこと、それに誇りを持ってきたから、『あと1人でも欠けたら解散だと思う。』という気持ちが現実になってしまった事は、悲しくてしょうがないです」と胸の内を吐露。「だけどこのことは他の誰でもなく、私達が決断したものです。PASSPO☆になれたこと、PASSPO☆でいられたことは、これからも人生の誇りです。私たちをPASSPO☆にしてくれて、PASSPO☆でいさせてくれてありがとう」とファンの支えに感謝を述べた。

 同グループはキャビンアテンダントをコンセプトとし、メンバーをクルー、ファンをパッセンジャー、ライブをフライトなどと呼称。キャリーケースを転がしながらダンスパフォーマンスするメジャーデビュー曲「少女飛行」(2011年5月発売)はオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得し、女性グループ初となる「初登場首位デビュー」を飾ったことでも話題となった。

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