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電撃引退の小室、globe“完全復活”は幻に? 今後の人生「これから考える」

 18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で記者会見を開き、一連の騒動を謝罪。不倫疑惑を釈明した上で「僕なりのけじめとして引退を決意しました」と発表し、その内容が報じられると、ファンのみならず多方面に激震が走り、小室が携わっているプロジェクトや、globeの完全復活などを心配する声が多くあがった。

小室哲哉 (C)ORICON NewS inc.

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 小室は2002年にglobeのボーカル・KEIKO(45)と結婚。11年にKEIKOがくも膜下出血で倒れて以来6年、献身的にリハビリを支えてきた。不倫疑惑を「男女の関係ではない、全くありません」ときっぱり否定しつつ「誤解を生じさせて、往々にして男女の関係を想像させる環境もあった」と陳謝し、頭を下げた。

 時折、言葉に詰まりながら「僕が音楽の道を退くことが、私の罪(の償い)であると思いました」と涙を浮かべた。携わっている複数のプロジェクトに関しては「責任は果たしたい。不快に思う方のお目にかからないよう、全うしていきたいと思います」。会見後に更新した公式サイトでも「現在、ご依頼頂いているお仕事に関しましては責任を持って完遂させて頂く所存です」としている。

 現在、小室が携わっているプロジェクトの一つ、テレビ朝日系で放送中の『ラストアイドル』(毎週土曜 0:05〜0:35※一部地域を除く)については、「あす20日の放送分にも出演予定ですが、変更はありません。プロデュースも続行」(番組関係者)される。

 1983年に宇都宮隆(60)、木根尚登(60)と音楽ユニット・TM NETWORKを結成し、翌84年にデビュー。音楽プロデューサーとしては、TRF安室奈美恵(40)、華原朋美(43)らを手掛け“小室ファミリー”として一時代を築いた。

 今後については「生き方、身の振り方に関してはお時間を頂きたい。そこには、KEIKOのことも含めてこれから考えていきたい」。小室が所属するTM NETWORKや、globeの今後について、関係者は「まだわからない。何も言える段階ではない」と対応。一方でglobeのマーク・パンサー(47)は、同日、自身のツイッターを更新し「グローブのともし火は消さない!!! 信じ続けて突っ走る!!!」とつづっている。

 ファンの間でも動揺する声が相次いだ。SNS上では「小室さんのいない音楽業界なんて…」「小室さん引退なんて、globeはどうなるの。また3人そろうことを楽しみにしていたのに」などの声や「globeの復活を待ってる!」と希望を捨てず、“完全復活”を熱望するファンもみられた。

 「自発的な音楽活動は本日をもって終了させて頂きます。35年近く、本当にありがとうございました。心から感謝します」。衝撃的な引退宣言となったが、進行形の仕事を丸投げにはできない。現状、本人も会見を開き、謝罪と釈明をすることに手一杯の様子で「まだ引退を決めてから1週間足らずなので、どこまで許されてどこからできないのか、まだ何も判断できない」と素直に告白。完全引退となるのか、裏方として活動していくのか…。今後の動向に注目したい。

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