「ペンパイナッポーアッポーペン」（PPAP）が世界中で大人気の千葉県出身シンガー・ソングライター「ピコ太郎」が10日、ラゾーナ川崎で1stアルバム『PPAP』の発売を記念し、初のリリースイベントを開催した。“今年の顔”を一目見ようと、会場には約1万人（イベント関係者発表）が集まった。

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　今月4日から9日まで、フランスでプロモーション活動を行っていたピコ太郎。帰国後すぐのイベントとなったが、5階までぎっしり詰まった会場を見渡すと「こんなに日本に人がいたんですね。ローマのコロシアムのように、お客さんに囲まれている感じで、本当にありが玉置浩二でございます」とボケをかましながら「上の階にいらっしゃる方は、落ちないように気をつけてくださいね」と気遣った。

　今月1日の『2016 ユーキャン新語・流行語大賞』ではトップ10に選出され、YouTubeが発表した2016年の動画ランキングの「トレンド動画部門」で2位を獲得するなど、快進撃が続いているが「きのうまで、おフランスにいたんですけど、凱旋門を無視して僕のことを撮りに来ていました。世の中おかしいと思います。よーく見てください、ただの派手なおじさんですよ」と笑わせた。

　ライブでは「PPAP」を中心に、ライブ初披露となる「べったら漬けが大好き」など全8曲を披露。終盤にはヒョウ柄のサンタクロースの帽子を被って「ピコサンタ」に変身し、観客との写真撮影にも快く応じるなど、サービス精神旺盛なピコ太郎に会場は大盛り上がり。最後は「PPAP」のロングバージョンを熱唱すると「サンキュー川崎！」と締めくくった。