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江口洋介、“密かに”20年ぶり単独音楽ライブ開催 インタビュー(1)

 俳優の江口洋介(48)が、5月27日に東京・下北沢のライブハウスで約20年ぶりの単独音楽ライブを行う。ライブへの思いを聞くと、しきりに繰り返されるのは「密かに、ひっそりやりたい」という言葉。「大々的にやるのは照れくさいから」という理由に隠された真意を聞いた。

約20年ぶりに単独音楽ライブを行う江口洋介

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 今では俳優としてのイメージが強いが、過去にはシンガーソングライターとしても活動し、「恋をした夜は」「愛は愛で」のヒット曲もある。しかし「役者と音楽を続けてきたけれど、1つのことを極めたかった」という思いから、1999年以降はほとんど歌手としての活動は行ってこなかった。ゲスト出演はしてきたが、今回のライブ『シモキタからはじめよう』が、単独では約20年ぶりとなる。江口本人も「そんなに空いたのかっていう感じですね」と驚く。

 「ここ何年かは夢中になって俳優と向き合ってきたけれど、音楽もずっと自分のなかで我慢してきた時期があった。昔の仲間、ミュージシャンと会っているうちに少しずつ音楽をやっていこうという気持ちが強くなって。やっぱり、ギターをアンプにつないで歪ませると血が騒いじゃいますね(笑)」。

 ライブにはKATAMALI(原田喧太、満園 庄太郎、満園 英二)、都啓一が出演。キーはほとんど変えず、江口の過去の楽曲を「今の歌い方」で表現する。

 「シングルも含めてロックンロールを並べている。新曲もやりたいけれど、あえて昔の曲の連打。今までを消化して次にいきたいという思いがあって、だから今回は“密かに”やりたいという思いもある。大々的にやるのは照れくさい気持ちもあるし、こっそりライブをやって、今後もまたいいタイミングでテーマを決めてやっていきたい」。

 今回のライブが「俳優にとっても良い影響になると思う」と期待し、「音楽をやっていくことで耳の感覚が変わってくるから、体ももっと動くし、芝居ももっと動くようになる。声を出して“言葉”を発するということは、俳優も歌手も一緒。自分でも楽しみだし、今後演じる役の選び方も変わってくる」。

 今後の音楽活動は「まだリサーチ中」と笑ったが、「昔、音楽をやっていたときのスタッフともいまだにみんなつながっているし、やりたいことはいくつかある」と含みを持たせた。

【インタビュー(2)に続く】

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