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指揮者つんく♂、石巻の子ども合唱団と共演

 音楽プロデューサーのつんく♂が11日、東京・サントリーホールで開催された東日本大震災孤児・遺児支援公演『第5回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティーコンサート』に出演。オーケストラ、被災した宮城県石巻市の子どもたちを含む“石巻「きっとツナガル」つながり隊”らと共演し、歌手・クミコが歌う子守唄「うまれてきてくれてありがとう」を歌唱するコラボステージで指揮を務めた。オーケストラの指揮は11年ぶりだったが、自身も歌詞を口ずさみながら総勢129人をリードした。

指揮者として石巻の子ども合唱団と共演したつんく♂

指揮者として石巻の子ども合唱団と共演したつんく♂

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 つんく♂は事前に「きっといつの日か自分の自信の“未来”という大空に向かって自由に羽ばたいていくんた?と思いますか?、3月11日のコンサートは、そんな日に向けての助走のお手伝いになればと思い、参加させていたた?くこととなりました」と出演の経緯を明かしており、子どもたちとの共演を楽しみにしているとメッセージを送っていた。

 クミコも「5年前のあの夜。津波から逃れた山で見上げた空には、星がいっぱい輝いていました。その石巻から、子供たちや父兄の皆さんがサントリーホールに来てくださいました。つんく♂さんの指揮のもと、みんなで声を合わせることで、これからの新しい星のありかを見つけたような気がします」とコメントを寄せている。

 つんく♂は同曲の作曲、作詞は湯川れい子氏が担当。復興を願う歌声、演奏を一つにまとめあげると、2000人の観客から大きな拍手がおくられた。

 同公演は、2011年3月11日の東日本大震災による孤児、遺児を少しでも元気づけようという思いから、同年4月から年に一度、サントリーホールで開催。石川さゆり、四世 今藤長十郎、岩崎宏美、江原啓之、大月みやこ、神楽坂女声合唱団、川井郁子、クリス・ハート、coba、小林沙羅、さだまさしジョン・健・ヌッツォ谷村新司、中嶋彰子、氷川きよし、水野優也、横山幸雄、ル・ヴェルヴェッツ、六本木男声合唱団ZIG-ZAGらが出演し、司会はフリーアナウンサーの露木茂永井美奈子が務めた。

 同コンサートの入場料は無料だが、出演者、観客に1人1万円以上の義援金を募り、震災孤児・遺児を支援するための資金に充てられる。なお、21時時点で2225万4528円が集まった。

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  • 第5回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサートの模様
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