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舘ひろしが40周年記念ライブ 浅野温子祝福「現役感バリバリ」

 歌手デビュー40周年を迎えた俳優・舘ひろし(65)が13日、都内のブルーノート東京で一夜限りのライブ『HIROSHI TACHI “JUST ONE NIGHT”』を開催した。サプライズゲストとして、1986年から続く『あぶない刑事』シリーズで約30年の付き合いとなる女優・浅野温子(54)が祝福に駆けつけ、息の合ったトークでファンを沸かせた。

舘ひろしの歌手デビュー40周年記念ライブに浅野温子がゲスト出演

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 全レーベルの垣根を越えた初のオールタイムベストアルバム『ANTHOLOGY 〜40th ANNIVERSARY BEST ALBUM〜』(9日発売)のリリースを記念して行われた同ライブに黒のタキシードで登場した舘は「本日は本当にようこそおいでくださりました。40周年ということで、自分では実感はないのですが、もう40年もやってるのかと。こうしてやっていられるのは皆さんのおかげだと思います」とダンディにあいさつした。

 自身がボーカルを務めたロックバンド「クールス」のデビュー曲「紫のハイウェー」(1975年)をジャズバージョンで歌唱。「恋のテディボーイ」(76年)、「プールサイド・スキャンダル」(81年)といった初期の楽曲、石原裕次郎さんのヒット曲をカバーしたアルバム『HIROSHI TACHI sings YUJIRO』(2012年)の中から「嵐を呼ぶ男」「二人の世界」を熱唱。「石原さんのカバーをやっているレコーディングで、石原さんと会話している、そんな気分になったのを覚えています」と振り返った。

 スペシャルゲストとして呼び込まれた浅野は、花束をプレゼントし、「えっ、舘さん“40歳!?”と本当にびっくりしました。いろんな意味で、現役感バリバリで」と祝福。両者は昨年4月期のTBS系ドラマ『なるようになるさ』で夫婦役を演じたほか、『あぶない刑事』シリーズで約30年の付き合い。舘は「オンコ」、浅野は「たっちゃん」とお互いを呼び合う仲だ。

 浅野は「たっちゃんが、ちゃんと歌詞を間違えないで、かっこよくできるのかなと思ったけど、かっこいいね。いつも言いますが、無駄にスタイルいいでしょ? でも本当に無駄なんです(笑)。もう少しすると“カオル”が出てきちゃうんで、もうこのへんでいいでしょ?」と『あぶ刑事』のネタをはさんで笑いを誘った。

 舘は、来年1月30日公開の映画『さらば あぶない刑事』のエンディングに使用されている「冷たい太陽」を披露。さらには代表曲「泣かないで」(85年)、アンコールではソロデビュー曲「朝まで踊ろう」(80年)を歌い、ファンを魅了した。

 1時間、全12曲ステージ(2回公演)を終えた舘は「ファンの人のあったかさを感じました。幸せ者だなと思います。40周年と聞くとがっかりしちゃうんだけどね」と笑いながらも感慨深げだった。

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  • 舘ひろしの歌手デビュー40周年記念ライブに浅野温子がゲスト出演
  • ブルーノート東京で一夜限定ライブを開催した舘ひろし
  • 2回公演でそれぞれ12曲を熱唱

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