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和楽器バンド、野音で初ツアー打ち上げ 3000人が熱狂

 詩吟、和楽器といった伝統芸能とロックを融合させた男女8人組「和楽器バンド」が11日、東京・日比谷野外大音楽堂で初の全国ツアー『1st JAPAN Tour 2015』の最終公演を行い、白熱のパフォーマンスで約3000人を熱狂させた。

伝統芸能とロックを融合させた「和楽器バンド」

伝統芸能とロックを融合させた「和楽器バンド」

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 初の全国ツアーのチケットは、全10公演即日ソールドアウト。プレミアムチケットを手にした観客の大歓声に迎えられ、ライブは「戦-ikusa-」で幕を開けた。「いろは唄」「Perfect Blue」など多彩な楽曲を披露すると、ボーカルの鈴華ゆう子は「全国ツアーファイナル! 最後まで楽しんでいきましょう!」と呼びかけ、会場の熱気は一気に上昇した。

 疾走感あふれる「反撃の刃」、ギターの町屋がリードボーカルをとる「郷愁の空」、恒例のドラムと和太鼓による“演奏バトル”などでも魅了。本編最後の「華振舞」を演奏し終え、メンバーがステージを去ると、ファンによる「暁ノ糸」の大合唱が沸き起こった。

 再びステージに戻ってきた鈴華は「アンコールありがとうございます。今回の全国ツアーはメンバー8人だけではできていなくて、私たちのことを知ってくれた人が増えてくれたからこそ、こうして私たちから皆さんに会いに行くことができました」と感謝の気持ちを伝えた。

 アンコールではヒット曲「千本桜」、ライブ人気曲「地球最後の告白を」を披露。約2時間にわたって全21曲を演奏し、1ヶ月わたって行われた初の全国ツアーを打ち上げた。

 9月に発売した2ndアルバム『八奏絵巻』が自身初のオリコン週間ランキング1位を獲得するなど勢いに乗る和楽器バンドは、11月には2度目の台湾公演2days(チケット即完売)、来年1月6日には初の東京・日本武道館公演を行う。

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  • 伝統芸能とロックを融合させた「和楽器バンド」
  • 全21曲を披露した和楽器バンド
  • 約3000人を熱狂させた

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