ヤマハグループ主催による「The 6th Music Revolution JAPAN FINAL」でグランプリを受賞したことをきっかけに、2014年10月にメジャーデビューしたななみ。自ら“暗黒時代”と称するミドルティーン時代に音楽に助けられた経験から、自分も音楽で誰かを助けたい、とリアルな言葉で愛を歌う。そんなななみが歌う愛の形に今、多くの女性たちが共感しているという。
■私、元ヤンなんです(笑)
中学生のとき、親の離婚をきっかけに「当たり前だった世界がすべて壊れた気がした」と家に引きこもるようになってしまったたななみ。そんな彼女の心を救ってくれたのが音楽だった。「胸に穴が開いていた分、すごく響いてきて、音楽がないと生きていけないようになった。それで自分でも歌いたいと思うようになったんです」と、曲作りをはじめたきっかけについて話す。しかし、当初は「『学校にも来ないくせに歌手になれるわけない』って夢を否定されることもいっぱい言われました」という。そして“暗黒時代”へ――「実は私、元ヤンなんです(笑)」。毎晩、数十人でつるんでコンビニの前でたむろしながら、孤独を感じていた日々。そんなある日、体調を崩して入院したことが転機となる。
「最初は常にカーテンを閉め切っていたんだけど、同室のおばあちゃんたちがとにかくうるさくて(笑)、聞いているうちに私もカーテンを開けて話すようになりました。あと病院って命が出入りする場所だから、心が傷むこともたくさんあるんです。そういうものを見ていたら、自分がどれだけ体と心をムダにしていたかってことに気づいて。退院したときは派手なメイクもエクステも全部いらなくなってゼロになってました」。そしてまっさらな気持ちで受けた「Music Revolution」でグランプリを獲得。自分の意志で周囲と一本線を引きながらも、どこか孤独に感じ、愛を求めていた日々。そんな彼女の心を溶かし、歌手への道を後押ししたのもまた、他人との触れ合いだったのだ。
■音楽を続けているうちは幸せになりたくない
親の離婚にはじまり、引きこもり、いじめ、ヤンキーと、波瀾万丈な人生を送ってきたななみ。しかし、本人が笑顔で「音楽を続けているうちは幸せになりたくない。だからこれからも悲しみウェルカムですよ(笑)」と話す通り、そのひとつひとつがシンガー・ソングライターとしての糧となっている。例えば、リード曲の「I live for love」。「この曲は今の私が思う最終的な愛の形で、実際にこういう恋愛も経験しました。でもこれは尽くしたいっていう想いにしてくれた相手がすごかったんですよ。その人に出会うまでは傷つくのが怖くて、ただ怯えていた。そんな自分でも好きだって言ってくれた人がそばにいてくれたから、私もまた愛を信じてみようって気になったんです」。
「I live for love」に登場する、愛しい人を献身的に支える聖母のような女性――女性が“男性化”していると言われる昨今、このようないわば“マリア系女子”は絶滅してしまったのかと思いきや、実はこうした尽くす女性に憧れを抱く女性も多いようだ。10代、20代の女性800名を対象にアンケート調査を行ったところ、「あなたは好きな人に尽くすタイプですか?」という質問に対して、【あてはまる】【ややあてはまる】と回答した人が68.8%と、約7割の人が尽くす傾向があることがわかった。
■進化する平成の“尽くす女子”
では実際、どんな関係性が理想なのだろうか。そのヒントとなるのが、【女性は好きな男性を立てるものだと思う】という項目。「平等でいたい」と考えている人が多数を占めているのかと思いきや、【あてはまる】【ややあてはまる】の合計が61.8%と、意外な高値を示した。しかし昭和の女性のように“3歩下がって男性についていく…”というよりは、「外では亭主関白のような感じで、家の中では対等な関係でいたい」(東京都/20代)、「平等だけど、女が一歩下がったところで男性をサポートし、立てるのが理想」(愛知県/20代)など、基本的には尽くしながらも平等な関係性でいたい、という考え方に進化しているようだ。
今回のインタビューでななみは「I live for love」のような経験を経て、「ひとりの人間として優しくなった」と語っている。相手に尽くすことができるのも、相手から思いやりや大きな愛情をもらったからこそ。この曲には、今どきの“マリア系女子”の想いが詰め込まれている。リアルな恋愛の経験を歌詞に込め、歌い続けるななみの歌が若い女性から支持を集めるのも必然と言えそうだ。
【調査概要】
調査対象:全国10代〜20代女性
サンプル数:600名
調査期間:2015年5月28日(木)〜6月2日(火)
調査手法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
■私、元ヤンなんです(笑)
中学生のとき、親の離婚をきっかけに「当たり前だった世界がすべて壊れた気がした」と家に引きこもるようになってしまったたななみ。そんな彼女の心を救ってくれたのが音楽だった。「胸に穴が開いていた分、すごく響いてきて、音楽がないと生きていけないようになった。それで自分でも歌いたいと思うようになったんです」と、曲作りをはじめたきっかけについて話す。しかし、当初は「『学校にも来ないくせに歌手になれるわけない』って夢を否定されることもいっぱい言われました」という。そして“暗黒時代”へ――「実は私、元ヤンなんです(笑)」。毎晩、数十人でつるんでコンビニの前でたむろしながら、孤独を感じていた日々。そんなある日、体調を崩して入院したことが転機となる。
■音楽を続けているうちは幸せになりたくない
親の離婚にはじまり、引きこもり、いじめ、ヤンキーと、波瀾万丈な人生を送ってきたななみ。しかし、本人が笑顔で「音楽を続けているうちは幸せになりたくない。だからこれからも悲しみウェルカムですよ(笑)」と話す通り、そのひとつひとつがシンガー・ソングライターとしての糧となっている。例えば、リード曲の「I live for love」。「この曲は今の私が思う最終的な愛の形で、実際にこういう恋愛も経験しました。でもこれは尽くしたいっていう想いにしてくれた相手がすごかったんですよ。その人に出会うまでは傷つくのが怖くて、ただ怯えていた。そんな自分でも好きだって言ってくれた人がそばにいてくれたから、私もまた愛を信じてみようって気になったんです」。
「I live for love」に登場する、愛しい人を献身的に支える聖母のような女性――女性が“男性化”していると言われる昨今、このようないわば“マリア系女子”は絶滅してしまったのかと思いきや、実はこうした尽くす女性に憧れを抱く女性も多いようだ。10代、20代の女性800名を対象にアンケート調査を行ったところ、「あなたは好きな人に尽くすタイプですか?」という質問に対して、【あてはまる】【ややあてはまる】と回答した人が68.8%と、約7割の人が尽くす傾向があることがわかった。
■進化する平成の“尽くす女子”
では実際、どんな関係性が理想なのだろうか。そのヒントとなるのが、【女性は好きな男性を立てるものだと思う】という項目。「平等でいたい」と考えている人が多数を占めているのかと思いきや、【あてはまる】【ややあてはまる】の合計が61.8%と、意外な高値を示した。しかし昭和の女性のように“3歩下がって男性についていく…”というよりは、「外では亭主関白のような感じで、家の中では対等な関係でいたい」(東京都/20代)、「平等だけど、女が一歩下がったところで男性をサポートし、立てるのが理想」(愛知県/20代)など、基本的には尽くしながらも平等な関係性でいたい、という考え方に進化しているようだ。
今回のインタビューでななみは「I live for love」のような経験を経て、「ひとりの人間として優しくなった」と語っている。相手に尽くすことができるのも、相手から思いやりや大きな愛情をもらったからこそ。この曲には、今どきの“マリア系女子”の想いが詰め込まれている。リアルな恋愛の経験を歌詞に込め、歌い続けるななみの歌が若い女性から支持を集めるのも必然と言えそうだ。
【調査概要】
調査対象:全国10代〜20代女性
サンプル数:600名
調査期間:2015年5月28日(木)〜6月2日(火)
調査手法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
2015/06/17




