歌手のChage、クリス・ハート、Ms.OOJAの３人が、英シンガー・ソングライター、サム・スミス（22）の世界的ヒット曲「ステイ・ウィズ・ミー　〜そばにいてほしい」をリレー形式で日本語カバーした映像が21日、公開された。レディー・ガガ、テイラー・スウィフトら大物アーティストも惚れ込むサム・スミスの歌声とは？

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　同曲は昨年5月、日本ではきょう21日に国内盤が発売されたデビューアルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』収録曲。同作は世界で600万枚を売り上げる大ヒットとなり、2月8日（日本時間9日午前）に米ロサンゼルスで行われる『第57回グラミー賞』では、男性アーティストとしては34年ぶり、英国の男性アーティストとしては初めて主要4部門（計6部門）にノミネートされた。

　22歳の若き才能に、世界中のメディアはもとより大物アーティストたちもぞっこん。レディー・ガガはサムに宛て「あなたはとても特別よ。あなたは既に天使のような声を持っているからアドバイスなんて必要ないわ。ありのままでパーフェクトよ」とツイート。テイラー・スウィフトはライブのMCで「私の今の大のお気に入りなの。とにかく大好きなの」と紹介し、ケイティ・ペリーは「彼は男性版アデルだわ」、メアリー・J.ブライジは「彼の才能、ソウルと忠実さに完全に吹き飛ばされたわ」と賛辞は絶えない。

　こうした世界の盛り上がりや歌詞の意味をふだん洋楽を聴かないリスナーにも伝えるため、サムの歌声に惚れ込んだクリス・ハート、Ms.OOJA、Chageの3人が日本語でカバーした。前半はクリス、中盤はMs.OOJA、後半はChageとパートを分け、リレー形式で歌唱した映像が公開された。

　今回、海外のアーティストの楽曲を初カバーしたChageは「初めて（曲を）聴いたときに魂をゆさぶるような気持ちになった。これからますます楽しみなボーカリスト」と絶賛。美声の持ち主クリスでさえ「曲を聴いてすごく感動しました。うらやましいぐらいの歌声の持ち主」とうらやみ、Ms.OOJAも「大好きな曲。自分が日本語でカバーできてうれしかった」と感激した。

　サムはグラミー賞発表後の2月18日に都内で初来日公演を行うことが決まっているが、チケットは1分で即完売。プレミアムチケットと化しているが、きょう発売の国内盤『イン・ザ・ロンリー・アワー』を購入・応募者を対象に、抽選で10組20名が招待される。

■クリス・ハート、Ms.OOJA、Chage日本語カバー・リレー
▽YouTube
http://youtu.be/88OfiaO1l5Q
▽GYAO！（22日正午より）
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00101/v10876/v0871400000000539142/