有線放送で数多くリクエストされたアーティストやヒット曲を表彰する『第47回 日本有線大賞』の各賞が発表された。大賞発表の模様は、12月20日にTBS系で生放送（後7：00〜）され、司会は3年連続3回目となる俳優・沢村一樹（47）とタレント・トリンドル玲奈（22）のコンビが務める。

　大賞候補となる「有線音楽優秀賞」には、AKB48、大月みやこ（68）、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、JUJU（38）、千昌夫（67）、西野カナ（25）、2年連続最多8回大賞を受賞している氷川きよし（37）、水森かおり（41）の8組が選出された。

　新人賞は、女性ファッション誌『Seventeen』トップモデル、女優としても活躍する中、今年8月に歌手デビューした西内まりや（20）と、元プロボクサーの演歌歌手・山崎ていじ（57）が受賞した。

　映画も主題歌や劇中歌も大ヒットし、社会現象となったディズニー・アニメーション『アナと雪の女王』が「特別賞」、アニメのオープニング＆エンディング曲もヒットした『妖怪ウォッチ』が「有線話題賞」をそれぞれ受賞。また、“演歌男子”として注目され、けん玉二段の腕前でも話題を振りまく演歌歌手・三山ひろし（34）が今年2月に発売した「あやめ雨情」が「ロングリクエスト賞」を受賞した。

　『日本有線大賞』は、有線放送に寄せられたリクエストのデータにもとづき決定されるもので、昨年に引き続き、番組ホームページを通じてリクエストを募った視聴者の「聴きたい＆観たい曲」も番組内で紹介する。

　沢村の無茶ぶりも「楽しみになってきました」と余裕すらのぞかせるトリンドルは「アーティストやセットが変わるので違った緊張感、新鮮な気持ちを持って臨みます。アーティストの方々を、自分の目で見て聴いて、テレビの前の皆様に、より感動的にお伝えできるよう、努力したいと思っています」と意気込み。沢村も「視聴者の皆さんとともに歌でこの1年を振り返りながら、今年活躍されたアーティストの方々にエールを送る思いで務めさせていただけたらと思います」とコメントした。