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東北大生バンド「ニホンジン」、仙台から全国進出 嵐・セクゾに楽曲提供歴も

 宮城県仙台在住の東北大生・卒業生からなる男性3人組バンド「ニホンジン」が、トイズファクトリーからメジャーデビューすることが19日、明らかになった。来年2月4日に発売される1stアルバム『ニホンジンのうた 〜ゴハン〜』を引っさげ、仙台から全国に進出する。

 人気グループ・GReeeeNらが在籍するエドワード・エンターテインメントに所属する同バンドの母体は、ミュージシャン・スタッフ・所属事務所代表ら9人からなるエンターテインメント集団「ニホンジンプロジェクト」。

 音楽、番組制作、公演などを行う同プロジェクトの音楽活動のメインとなるのが、東日本大震災があった2011年の6月、東北大在学中にエムサイズ佐久間(Vo&G)、リュックサック今井(G)、ペンション佐々木(B)が結成した「ニホンジン」だ。3人は仙台で共同生活をしながらバンド活動を行っている。

 インディーズ時代にリリースしたシングル4作は、「1枚1枚しっかりサインをしよう」をモットーに手売り限定で販売し、累計1万2000枚以上をセールス。地元で着実に足場を固め、宮城県知事選、楽天野球団、山形銀行などのCMソングを多数担当しているほか、今年開催された仙台市内のホールコンサート3公演をすべて完売させている。

 全国的には無名の存在ながら、人気グループ・嵐のアルバム曲「夜空への手紙」、Sexy Zoneのシングル「バィバィDuバィ〜See you again〜」を作曲。また、サンドウィッチマンと共作した「お笑い芸人」、宮城県知事の村井嘉浩氏と共作した「知事」をはじめ、さまざまな職業に従事する人に直接取材して制作する「職業ソング」などでじわじわ話題を広げ、いよいよ仙台から全国へ打って出る。

 1stアルバム『ニホンジンのうた 〜ゴハン〜』はCD2枚組。ディスク1にはオリジナルソング6曲、ディスク2にはこれまで発表してきた職業ソングのうち6曲が収録される。来年夏には2ndアルバム『ニホンジンのうた 〜シャケ〜』の発売も決まっている。

■仙台を拠点に活動する「ニホンジンプロジェクト」とは?
http://youtu.be/xL53zA-fUlQ

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