福岡・博多を拠点に活動するHKT48が21日、初の全国ツアー『HKT48全国ツアー〜全国統一終わっとらんけん〜』を石川・本多の森ホール公演からスタートさせた。

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　1月から九州7県ツアーを行い、7月に東名阪福アリーナツアーを終えたHKT48が、初の全国ツアーの幕を開けた。会場内に汽笛が鳴り響くと、指原莉乃の「石川県に向けて出発進行！」のかけ声一発、童謡「線路は続くよ、どこまでも」からスタート。指原のソロ曲「それでも好きだよ」、博多の名所が次々と登場する「HKT48」などをノンストップで披露した。

　冒頭のMCでは、AKB48の新曲（タイトル未定、11月26日発売）で渡辺麻友とともにWセンターに抜てきされた宮脇咲良が「私、すっごいテンション上がってるんです。北陸に初上陸しました！」と興奮気味。昨年のドラフトでチームHから1位指名された山本茉央は突然一発ギャグを披露するも、会場が「シーン…」と静まり返ってすべり、SKE48兼任の木本花音はしょっぱなから靴が脱げるハプニングもあった。

　さまざまなユニット曲やAKB48グループのヒット曲メドレー、HKT48では初となるダンスパフォーマンスタイムなどで見せ、兒玉遥が初センターを務める4枚目のシングル「控えめI love you！」（24日発売）をライブ初披露。2期生の神志那結衣、駒田京伽、坂口理子と3期研究生の荒巻美咲、栗原紗英の5人で結成された新ユニット・ブルーベリーパイが、「私はブルーベリーパイ」をお披露目し、観客を沸かせた。

　指原は「初めての北陸での公演はとっても不安でしたが、皆さんの元気に後押しされてすごくいい公演、いい思い出になりました」と感激。兒玉は「今回もHKT48は新しいことに挑戦しています。ぜひたくさんの方に観ていただいて、良さをもっと幅広く知っていただけるような全国ツアーにしていきたい」と意気込み、宮脇は「“HKT48のコンサートは楽しい！”と思っていただけるよう、これからも頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。

【出演メンバー】穴井千尋、多田愛佳、木本花音、栗原紗英、神志那結衣、兒玉遥、駒田京伽、坂口理子、指原莉乃、田島芽瑠、田中菜津美、田中美久、朝長美桜、松岡菜摘、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子、山本茉央、秋吉優花、荒巻美咲、植木南央、岡本尚子、坂本愛玲菜、深川舞子、渕上舞