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「演歌男子」にハマる女性が急増!イケメン歌手勢揃いのイベントも開催

 IMAGICA TVが運営する「歌謡ポップスチャンネル」で1月〜6月に放送された演歌・歌謡番組『演歌男子。』。旬の若手男性演歌・歌謡歌手にフォーカスした同番組は、既存の演歌・歌謡番組とは違ったアプローチで女性ファンを中心に話題を呼び、放送継続を望む声も多いという。では実際、“演歌男子”の周囲でいったい何が起きているのか、『演歌男子。』の女性プロデューサー・石田翼氏(IMAGICA TV)の話をもとに探っていく。

■女性目線の番組作りで人気を集めた『演歌男子。』

 “演歌男子”とは、歌い手としての実力はもちろん、端正なルックスやユニークなキャラクターなど様々な魅力を兼ね備えた若手の演歌・歌謡歌手のこと。ここ数年、北島三郎や五木ひろしらベテラン勢が活躍する一方で、山内惠介三山ひろしといった30代前半の“演歌男子”が音楽ランキングを賑わせるなどその躍進ぶりが目立っている。石田氏は、こうした歌手のファンの熱を「歌謡ポップスチャンネル」のTwitterを通して直に感じ取っていたという。そこで、昨年の夏、Twitterで『演歌男子総選挙』と題したアンケート企画を実施してみたところ、大反響。ファンの手によって情報が拡散され、100人以上のユーザーからコメントが届いた。「若手の男性演歌・歌謡歌手」自体にファンが多いこともわかり、「シーンとしての盛り上がりをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」(石田氏)と、特化した番組を企画するに至った。

 『演歌男子。』が女性ファンの心をつかんだ理由のひとつに、「女性目線」での番組作りがある。通常、演歌・歌謡番組のプロデューサーは40代以上の男性が多く、石田氏のように若い女性のプロデューサーは珍しい。「多くの人に魅力を知ってもらうためには、「若い目線で、同年代の歌手の魅力をどう伝えていくかがポイントでした」と話すのは、チーフプロデューサーの野村憲一氏(IMAGICA TV)。実は同番組は多くの若手実力派歌手が出演しているにも関わらず、歌唱シーンはなく、おしゃれなカフェでのフリートークをメインに構成されている。出演者が着用しているのはきらびやかな衣装ではなく、何と「私服」。ひとりの人間としての魅力に迫ったことで、“普通のカッコいい男の子たちが、演歌を歌っている”と、従来のファンはもちろん、幅広い層から注目を集めることとなった。

■“演歌男子”という言葉自体が広がってきている

 番組をきっかけとした新規ファン獲得の成果についてはまだ未知数な部分もあるが、「最近は番組に出演した歌手のコンサートに行くときなどに、『明日は演歌男子に会いに行くよ!』と使って下さる方もいて、“演歌男子”というワード自体が広がってきたことを感じています」(石田氏)と、ある程度のバズが起きていることには手ごたえを感じているようだ。また、野村氏も「最近、メディアからの問い合わせも増えています」と反響の高さを実感しているという。一方で、「せっかく盛り上げたんだから、番組なり、イベントなり、続けていかないと、一過性のもので終わってしまう」(野村氏)と、さらにシーンを拡大していくためには継続的にトライしていくことが重要だと考える。

 その次の一歩となるのが、31日に開催される『演歌男子。LIVE〜夏祭〜』だ。出演者は、第1回目に出演した山内惠介、花園直道、川上大輔、そしてパク・ジュニョンの4組で、チケットは一般発売開始30分で完売するほどの盛況ぶりだ。このイベントを通して、「新しい演歌・歌謡曲の見せ方ができれば」と石田氏は意気込む。
「実は今回、MCを鮎貝健さんにお願いしたんですよ。意外な組み合わせだと思いますけど(笑)、会場の一体感はうまくお伝えできると思います。番組で“演歌男子”たちを知った方に、歌い手としての魅力を知ってもらうために、出演者同士のコラボなど、様々な企画を考えています」(石田氏)

 『演歌男子。』の人気を受けて、“一緒に盛り上げていきたい”というコラボのオファーもきているという。また、「『私たちもこういう企画をやりたかったんです!』と言われることもあります(笑)」(石田氏)とも。単体で好セールスを記録している若手の演歌・歌謡歌手はいるものの、やはりシーン全体を盛り上げていくためには、複数の歌手がブレイクし、点から線、線から面へと広がっていかなければならない。“演歌男子”たちがゆくゆくは演歌・歌謡シーン全体に影響を与える存在となるか、注目していきたい。



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