フジテレビ系月9ドラマ『極悪がんぼ』に主演する女優の尾野真千子（32）が、ロックバンド・氣志團が歌う主題歌「喧嘩上等」（5月21日発売）のCDジャケットに続き、ミュージックビデオ（MV）にも登場することが24日、わかった。

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　氣志團の綾小路翔（34）は「尾野さんにジャケットのカバーモデルを依頼したところ、楽曲もとても気に入っていただき、MVへのご出演も可能であるとの旨ご連絡いただきました」とMV出演の経緯を説明。氣志團の歴代マネージャーは女性が多く、ドラマタイトルの“がんぼ”（広島の方言で「乱暴者・やんちゃ・悪いやつ」の意味）なイメージがあるという綾小路たっての希望で、尾野は女性マネージャー役を演じた。

　今回のMV共演のためにあつらえた学ラン（綾小路いわく「尾野ラン」）姿に、「魔血呼」（マチコ）の刺繍がほどこされた腕章もサマになる尾野は、歌詞にもある「度胸、愛嬌、最強」の女性を熱演。当初、セリフは用意されていなかったが、急きょ監督からの要望で「喧嘩上等！」とド迫力のタンカを切り、「蹴ったり、殴ったり、笑ったり、泣いたり、いろんなことをさせていただき、本当に楽しかったです！」とご満悦だった。

　なお、劇中で綾小路が写真週刊誌に女性とのキス現場を掲載され、“尾野マネージャー”から詰め寄られるシーンは、当時の女性マネージャーとの実体験を元にしているという。撮影時には「昔、俺、北海道で同じようなことがあって、“ん？　わからん”ってシラを切った経験がある」と“がんぼ”な過去を明かしていた。

　MVのショートバージョンはYouTubeで公開中。

■氣志團「喧嘩上等」ミュージックビデオ（Short Ver）
https://www.youtube.com/watch?v=wWpDMCOGLIY