AKB48 グループ公式ライバルの乃木坂46との兼任が決まったSKE48の松井玲奈が13日、千葉・幕張メッセで行われた乃木坂の新曲「気づいたら片想い」発売記念全国握手会でメンバーとしてステージデビューを果たした。

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　サプライズでキャプテンの桜井玲香から呼び込まれた松井は「いま上り調子の乃木坂に私が入ることで何かプラスになれば。今まで皆さまが作り上げた乃木坂を壊すことなく一緒に頑張れたら」とあいさつ。2月末に開催された『AKBグループ大組閣祭り』での発表当初は波紋を呼んだ電撃人事であったが、集まったファン1万2000人から「玲奈ちゃ〜ん！」と歓迎モードで出迎えた。

　松井はメンバー16人とともに同曲を披露。SKEでは“W松井”として松井珠理奈とともにセンターを張るなど人気をけん引してきたが、乃木坂では最前列端や三列目のポジションで「私は乃木坂では下っぱ。ポジションだと2期生より下。敬語じゃなくて全然いい」とどこか控えめ。「SKEはパキパキ踊るけど乃木坂はニュアンスや雰囲気を大切にしている。いつもどおりだと雰囲気を壊してしまうので気をつけないと」と気を引き締めた。

　ブラウスに乃木坂の腕章が入ったワンピース風制服の衣装に身を包み「すごくしっくり。SKE48の衣装はすごく短くておしりが見えそうでヒヤヒヤするけど、（乃木坂は）安心して動けます」と満足げ。白石麻衣は「似合っていてかわいい。ダンスもかっこいいし、キレキレなので見習いつつ頑張って行きたい」と刺激を受けていた。

　松井は5月30日より東京・赤坂ACTシアターで開催される乃木坂の劇場公演第3弾『16人のプリンシパルtrois』への参加も表明。出演メンバーがファンからの投票で決定されるとあって「選ばれるようにおけいこを頑張りたい」と意気込んでいた。