今月8日に大阪市内で交通事故に遭い、左膝蓋骨（しつがいこつ）を骨折したロックバンド・ゴダイゴのミッキー吉野（62）が13日、都内ライブハウスで開催されたフォーリーブスの元メンバー・永田英二（58）の新アルバム『58（フィフティーエイト）』発売記念ライブで、事故後初となる肉声を披露した。事故のため同ライブを急きょ欠席した吉野は、ライブ終盤に横浜市内の病院から電話で肉声を披露し、会場に駆けつけたファン600人を湧かせた。

　吉野は、40年来の友人という永田とファンに向け「きょうは行きたかったんだけど、本当にごめんね」と謝罪し、「楽しみにしてたんだけどね…。永ちゃんと何十年ぶりのセッションだったのにな〜」と事故の影響で行けなかっことを悔やんだ。それでも、電話越しでファンからの声援を聞くと「ありがとう！」と声を弾ませ、永田からも「よくなってね」とエールを送られた。

　吉野は事故後、左膝蓋骨骨折のため、大阪市内の病院に入院。全治8週間と診断された。所属事務所は「横浜市内の病院に入院中です。19日に手術を受けます」と話している。

　同日行われたライブのアンコール後には、欠席した吉野の代わりにゴダイゴのギター・浅野孝已が代打で登場し吉野とのセッションで会場のボルテージをさらに盛り上げていた。