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『あまちゃん』挿入歌「潮騒のメモリー」がオリコンデイリー初1位

 NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の挿入歌で、女優・小泉今日子が役柄の天野春子名義で歌う「潮騒のメモリー」(7月31日発売)が8/1付オリコンデイリーシングルランキングで初の1位を獲得した。初日の7/30付は3位(売上2.4万枚)スタートで、翌7/31付は2位(同1.8万枚)、8/1付で1位(同1.1万枚)。“あまちゃん”ブームも相まってか、日に日にランキングが上がる好推移となっている。

鉄拳が手がけた「潮騒のメモリー」のジャケット

鉄拳が手がけた「潮騒のメモリー」のジャケット

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 同楽曲は、1986年に公開されたアイドル映画『潮騒のメモリー』の大ヒット主題歌という設定で、ドラマのために書き下ろされたオリジナルソング。劇中では、春子のほか、主人公・アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)が歌唱するシーンがあり、80年代テイストの懐かしいメロディーと、脚本の宮藤官九郎が手がけたユーモアたっぷりの詞がたちまち注目を集めた。

 さらに同映画主題歌を、薬師丸ひろ子演じる大女優・鈴鹿ひろ美の影武者として、実は若き日の春子が歌っていたという衝撃事実も明らかになり、誕生秘話がフィーチャーされたことも同曲の人気を後押し。春子がかなえられなかったCDデビューの夢が、現実で果たされたことも話題になっていた。

 ヒロイン演じる能年も、自身のブログで「春子ママの潮騒のメモリーのCD、変装して買いに行っちゃいました」と報告するなど、CD発売以降、注目度は増すばかり。今月1日に『あまちゃん』の全撮影が終了したが、ストーリーはこれからクライマックスに向けて盛り上がっていく。小泉にとって14年ぶりとなったシングルが、どこまでセールスを伸ばすのか、期待が高まる。

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