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【12年ヒット分析】ODS 音楽市場の新たな収益源として定着

 ここ数年、映画館のデジタル化に伴い、演劇やライブ、スポーツなどを上映するODS(Other Digital Stuff)が活発化してきている。ミュージカルや落語、歌舞伎など幅広いジャンルで実施されてきたが、昨年6月にアミューズ、ファミリーマート、博報堂、WOWOWの4社によって「ライブ・ビューイング・ジャパン」が設立されたことが契機となり、音楽関連の上映が急速に拡大。下半期以降はほぼ毎週のように新たな作品が上映されるほどの活況を呈している。上映数の増加とともに、公開館数も徐々に増加。8月に公開された長渕剛の“ライブシネマ”では、香港・台湾を含む、約160館という大規模な公開となった。

 また、上映内容も多様化しており、東宝映像事業部では、自社の持つ映画製作のノウハウを活かしたドキュメンタリー作品を多数配給。すでにシリーズ化も果たしたAKB48(第3弾が13年2月1日公開)のほか、2PM2AMUVERworld などを公開。また、ジミ・ヘンドリックス、クイーン、邦楽では尾崎豊など、過去のライブ映像を上映するケースも増加。収録モノやドキュメンタリーは、DVD・BDの発売告知が公開と同時に行わるれことも多く、パッケージ化に向けたプロモーションの場としても映画は有効なメディアとなってきているようだ。

 映画館のデジタル化は今後もさらに進み、配信・通信インフラについても、より良い環境になっていくことは間違いない。音楽市場にとっても、新たな収益源としてさらに定着していきそうだ。(オリジナル コンフィデンスより)

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