前年度における日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作物使用料の分配額が多かった楽曲に贈られる第30回『2012年JASRAC賞』が23日に発表され、人気アイドルグループ・AKB48が国内作品で金賞「ヘビーローテーション」、銀賞「ポニーテールとシュシュ」、銅賞「Beginner」を受賞した。同じアーティストが上位3作品を独占するのは史上初めて。 使用料の内訳は、CD、DVD、カラオケ、インタラクティブ配信(着うた、PC向け配信他)、出版など。AKB48は上位3曲だけでなく4位に「Everyday、カチューシャ」、6位に「会いたかった」と実にトップ10内に5曲を送り込む快進撃で、音楽業界全体での圧倒的な勢いを数字の上でも示した。上位3作品の作詞を手掛けた秋元康氏もトリプル受賞となり、これは1996年に小室哲哉が受賞して以来の快挙となった。

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  • 第30回『2012年JASRAC賞』の国内作品で金賞に輝いたAKB48の「ヘビーローテション」(写真は通常版)
  • AKB48が出席した贈賞式の模様 (C)ORICON DD inc.

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