アイドルグループ・ももいろクローバーZが21日、初の横浜アリーナ公演を行い、夏のコンサート『サマーダイブ2012』を8月5日に埼玉・西武ドームで開催すると発表した。ゲストの松崎しげるが埼玉西武ライオンズの球団歌「地平を駆ける獅子を見た」を熱唱し、開催場所を知らされたメンバーはぼう然。初のドーム公演決定に、満員の客席からは地鳴りのような歓声が沸き起こった。

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　初の横浜アリーナ、しかも2days公演（計2万5000席）のチケットがわずか3分で完売し、勢いに乗るももクロが、2008年5月の結成から4年、2010年5月のメジャーデビューから2年でドーム公演に初挑戦する。3万人の動員を予定し、同球場史上最年少グループとして単独公演に臨む。

　多数のゲストが駆けつけてコラボ曲を披露するなか、AKB48の指原莉乃が乱入するサプライズも。“完全アウェイ”で終始低姿勢のさしこはヘタレぶりを発揮しながらも、自身がプロデュースする『第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜』（6月25日／東京・日本武道館）への出演を直接交渉。5人が承諾すると、リーダーの百田夏菜子は「一緒に楽しみましょうね！」と“指原P”に笑顔を向けた。

　ももクロはシングル、ソロ、コラボ曲に加え、「事務所に推され隊」（有安杏果＆高城れに）、「ももたまい」（百田＆玉井詩織）、「佐々木彩夏 with モモメイツ」（高城・百田・有安・玉井）といったユニークなユニットの曲など全22曲を熱唱。終始元気はつらつ、笑顔のももクロだったが、退場時に感極まった有安の目から大粒の涙がこぼれた。きょう22日も同所で、演目をかえて公演を行う。