結成50周年を迎えた”三人娘”の伊東ゆかり（64）、中尾ミエ（65）、園まり（67）が3日、東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われた『ゆかり・ミエ・まり〜ニッポンをもっと元気に!!〜』初日昼公演後に報道陣の取材に応じた。きらびやかな衣装で登場した中尾は「想像通りにうまくできて一安心。あと5年もしたら古希ですけど、それを過ぎてもやっていきたい」と、年齢を感じさせない余裕のコメント。3人揃っての紅白歌合戦出場にも意欲をのぞかせ、園は「あってもいいんじゃないかなと思います」、伊東も「3人で出られたら嬉しい。呼んでいただければ嬉しいです」とアピールした。

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　夜にも公演を控えている3人は疲労感を感じさせず、園は「大変と言いながらもよくできました。間違えたところもありますが、2人がいたからできたのかなと思います」と満足そうな様子。さらに上機嫌で「この年齢でこれだけ動いたりするのはありえないと言われるんですが、そう思います。すごいです！ 三人娘」と自画自賛したが、横にいた中尾は「あんまり言いすぎちゃダメよ」とストップをかけ、笑いを誘った。

　これまでの50年を振り返った中尾は「50年前の写真や歌が残っているんですけど、それは誰にも負けない宝です。やれてよかったし、今になって大きな財産になった」と感慨深げ。園は「これまでに乳がんだったり、震災の後には声が出なくなったりしたときもあったけど、その度に2人に助けられた」と感謝し、伊東も「3人の絆を改めて感じています」と笑顔を見せた。

　この日の会場には満席となる2100人が来場。三人娘は今後、全国20ヶ所をまわるコンサートを行っていく。