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五木ひろし、41回目の紅白出演に「今年も歌い納めができる」

 歌手の五木ひろしが30日、東京・ヤクルトホールで行われた自身プロデュースの新人発掘オーディションに審査委員長として登場した。同日『第62回NHK紅白歌合戦』の出演者が発表され、41回目の出演が決定した五木は「今年も大晦日、NHKホールで歌い納めができる。がんばってきてよかったなと思う」と笑顔を見せた。

紅白出演について語る五木ひろし

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 「次代を担う歌手を育てたい」という五木の想いから始まった同オーディションには、全国から385名の応募があり、同日は予選を勝ち抜いた14名が参加。五木自身のバックバンドによる生伴奏を背に、自慢の喉を競った。

 グランプリに輝いたのは1972年の名曲「旅鴉」を歌った東京都出身の大学2年生・鈴木啓真(すずきひろちか)さん(20)。「まさか選ばれるとは思っていなかった。本当に嬉しい」と感涙を浮かべた。このほか「最優秀歌唱賞」に松鶴えり子さん(24)、「審査員特別賞」に佐藤卓哉さん(19)が選ばれた。

 五木は「しっかり考えてプロデュースし、責任をもって世に送り出していきたい」と決意を表明した。

関連写真

  • 紅白出演について語る五木ひろし
  • グランプリに輝いた鈴木啓真(すずき・ひろちか)さんと五木ひろし
  • オーディションで「旅鴉」を歌った東京都の大学2年生・鈴木啓真(すずき・ひろちか)さん
  • 受賞者を肩を並べる五木ひろし

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