キングレコード所属の歌手がコラボレーションする『キング夢のデュエットシリーズ』の制作記者発表会が17日、同社スタジオで行われ、永井裕子（30）と井上由美子（35）の“なでしこ姉妹”らが出席した。歌手同士のほか、作曲家と組んだユニットなど6組のデュエット曲が誕生。今回最年少ユニットとなる永井は「キングレコードで一番小さい二人が今たいへんな日本を元気にします！」、井上も「演歌で日本を元気にしたい。こんなときだからこそ、歌が役立つんじゃないかと思います」と熱く意気込んだ。

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　今後のシリーズ化を視野に入れ、同社創立80周年記念として、苦難する日本のために何かできないかという思いで演歌・歌謡曲を支えてきた同社が企画。なでしこ姉妹による「望郷おんな節」、鏡五郎＆真木柚布子による「夫婦善哉」、千葉一夫＆柳澤純子による「東京・ソウル・ラブコール」、三笠優子＆作曲家・岡千秋による「潮来情話」、島津悦子＆作曲家・弦哲也による「よりそい酒 Part2」、岡ゆう子＆作曲家・宮下健治による「命果てるまで」の6曲を今月23日に発売する。

　会見に参加した医学博士の周東寛氏は「デュエットで“幸せホルモン”が倍増する」という考えを提唱しており、この日もノンストップでご機嫌に解説。宮下と初めてデュエットする岡は「宮下先生は少年みたいなとっても純粋な気持ち持っていて、歌っていると幸せな気持ちになります。忘れかけていたホルモンが出てきた」と息巻いて語り、一方、岡と初歌唱の三笠は「岡先生のお声がずっと大好きで、念願かなってご一緒することができました。でも私の場合、あまりホルモンは出なかった」と笑わせていた。

　発表会にはほかに岡、島津、弦、宮下、千葉、柳澤が出席した。