エステー『消臭力』のテレビCMでおなじみのポルトガル人歌手・ミゲル（12）が、日本デビューアルバム『しあわせソングス★はじめまして、ミゲルです』（30日発売）で、芦田愛菜（7）＆鈴木福（7）によるユニット「薫と友樹、たまにムック。」の大ヒット曲「マル・マル・モリ・モリ！」をカバーしたことが1日までにわかった。

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　ミゲルは日本デビューにあたって、「震災後の日本を元気づける」をコンセプトに夢や希望、勇気を与えられるようなアルバムにしたいと日本側のスタッフにリクエスト。「どんな曲を歌ったらよいか考え、日本の曲をたくさん聴かせてもらいました」というミゲルは、候補曲の中から9曲を選曲。「黒猫のタンゴ」（1969年）、「翼をください」（70年）、「学園天国」（74年）、「キセキ」（2008年）などとともに選んだのが「マル・マル・モリ・モリ！」だった。

　来日中に「マルモリ」の映像を観たというミゲルは「僕にはあの振りはできない」と照れながらも「とてもユニークな曲。今年、日本ですごくヒットしていて、幅広い人たちが歌っていると聞いて、僕も歌ってみたくなった。愛菜ちゃん、福くん、日本のみんなと歌いたい」と熱望しているという。

　これらの曲に加え、話題のCMソング「消臭力」を含む全10曲を収録。「日本語で歌うのはとても難しかったけど、とても面白かった。僕のアルバムを日本のたくさんの人たちが聴いて楽しんでくれたら、とてもうれしいです」とコメントしている。

　ミゲルは12月中旬に来日。21日に都内、27日に大阪市内でイベント開催予定され、再び日本に美声を響かせる。