2009年5月に亡くなったロック歌手・忌野清志郎さん（享年58）が直筆で書き残した選曲リストが見つかり、バラードアルバムとして11月23日に発売されることがわかった。“直筆メモ”にはアルバムのタイトル『sings soul ballads』や曲目も記されており、そのまま再現している。

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　選曲リストは、2年間の闘病生活を経て東京・日本武道館で行われたライブ『完全復活祭』の後の2008年に書き記されたもの。アルバムには、ヒット曲から隠れた名曲、これまでCD化されていなかったレアな音源「ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います。」など、全15曲を収録する。

　今年5月に行われた3回忌武道館ライブには1万2000人が集結し、清志郎さんがボーカルを務めたロックバンド・RCサクセションのライブDVD『AT BUDOHKAN』（5月2日発売）が約17年ぶりにTOP50にランクイン。かつて大阪城ホールで3度開催したライブイベント『ナニワ・サリバン・ショー』が映画化され11月26日から全国公開となるなど、亡くなって2年半が経つ現在も人気の清志郎さん。本人選曲によるアルバムも話題となりそうだ。

アルバム『sings soul ballads』（11月23日発売）
1．世界中の人に自慢したいよ
2．JOKE（THE TIMERS）
3．ギビツミ
4．NEWSを知りたい （忌野清志郎＆2・3’S）
5．君を信じてる
6．雪どけ
7．花びら
8．仕草
9．まわりはワナ（THE TIMERS）
10．あいつの口笛
11．スローバラード （ライブ『忌野清志郎　完全復活祭　日本武道館』より）
12．彼女の笑顔
13．500マイル（坂本冬美、細野晴臣とのユニット・HISによる）
14．約束
15．ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います。