ORICON NEWS

渡辺美里&鈴木雅之、26年目の初共演

 歌手・渡辺美里の夏恒例のコンサート『美里祭り2011〜富士山河口湖より愛を込めて〜』が27日、山梨県・河口湖ステラシアターで行われ、レーベルメイトでもある歌手・鈴木雅之と、26年目の初共演を実現させた。

26年目で初共演した渡辺美里と鈴木雅之

26年目で初共演した渡辺美里と鈴木雅之

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 エピックレコードの“キング&クイーン”が、26年目の初共演を果たした。昨年デビュー25周年を迎えた渡辺は、同じレコード会社でもある鈴木が、今年ソロ活動25周年であることを知り「こんなに近くにいて、長く知っている存在なのにマーチン(=鈴木)さんと2人で一緒に歌ったことがない、是非何かやりたい」と思っていた矢先に、マスタリングで訪れていたロサンゼルスで偶然鈴木に出会った。その偶然に、奇跡的な縁を感じた渡辺は、すぐに鈴木にコンサートへのゲスト出演を打診。鈴木が快諾し、この日のステージが実現した。

 コンサートの中盤に客席からの大歓声に迎えられ登場した鈴木は、「ラブソングの王様、鈴木雅之です」と挨拶。ラメ入りの派手な衣装で「日本で一番野外ステージが似合わない男です」と笑わせ、まずはデュエットソ\ングの定番「ロンリーチャップリン」を披露。手を握り合って歌う2人に、客席は盛り上がり、その後も「You are Everything」などをデュエットした。

 鈴木は「初めて一緒に歌ったけど合いますね。エピックのキング&クイーンです」と嬉しそうに話し、「美里の声が、マイソウル姉ちゃん・鈴木聖美の声の雰囲気に似ている」と言うと、渡辺は「お姉さんに許可をもらって「ロンリーチャプリン2012」とかやってみたいですね」とのりのりだった。

 アンコールで再び登場した鈴木は、渡辺と共にラッツ&スターのヒット曲「め組の人」を、同グループのトレードマークの白手袋をして披露し、客席と大合唱。最後までステージを盛り上げた。

 “美里祭り”となって6年目の今年は、8月3日にリリースしたアルバム『Serendipity』の中からの作品を中心に、「サマータイム ブルース」「My Revolution」といった、おなじみのヒット曲など新旧織り交ぜ20曲を披露。3,000人のファンは約3時間、総立ちで楽しんでいた。最後に、来年の元日、東京・渋谷でコンサートを行うことを発表し、ファンからの大きな歓声を集めていた。

 同公演は28日も同会場で行われる。

関連写真

  • 26年目で初共演した渡辺美里と鈴木雅之
  • ヒット曲を熱唱した渡辺美里

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索